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CD収録、音楽配信の予定なし 映画でしか聴けないU2の書下ろし新曲

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 アイルランドの人気ロックバンド・U2が映画『マイ・ブラザー』(ジム・シェリダン監督)のために書き下ろした楽曲「WINTER」。本年度の米ゴールデン・グローブ賞主題歌賞にノミネートされるも、映画のサウンドトラックやU2のアルバムに未収録かつその予定もないため、6月4日から劇場公開される映画でしか聴くことができないレア楽曲となっている(BD/DVDの発売日は未定)。このたび、U2の主題歌がフルコーラスで流れるエンドロール部分をオリコンの動画サイト『ORICON.TV』が独占入手した。

映画『マイ・ブラザー』より〜トビー・マグワイア演じる兄・サムとジェイク・ギレンホール演じる弟・トミーが語らう印象的なシーン(C) 2009 Brothers Production, LLC. All Rights Reserved. 

映画『マイ・ブラザー』より〜トビー・マグワイア演じる兄・サムとジェイク・ギレンホール演じる弟・トミーが語らう印象的なシーン(C) 2009 Brothers Production, LLC. All Rights Reserved. 

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 同曲は、U2と同じアイルランド人のシェリダン監督との30年来の友情の絆から誕生した。彼らの出会いは、監督もU2も現在のキャリアを築く前、アイルランドの首都ダブリンにあるプロジェクトアーツセンターという劇場で始まった。その後、アメリカで『マイ・レフトフット』(1989年)を成功させたシェリダン監督がダブリンに戻った際にU2と再会し、それ以来、親交が続いている。

 今回、「映画のために曲を書いてほしい」とシェルダン監督から直々にオファーを受けたU2は、これを快諾。ギタリストのジ・エッジは本編のラッシュを見て「イメージしていた曲はすぐに出来上がった。力強いストーリーに出会えたおかげさ」と語っている。歌詞はボノが一晩で書き上げた。トビー・マグワイア演じる主人公サムのキャラクターにインスピレーションを受けて書かれた歌詞には、人間の秘められた感情の緊張感が鋭く描かれている。

 映画『マイ・ブラザー』は、戦争で引き裂かれた家族の物語を通して、生きること、愛することを問う感動作。性格は全く異なるが強い絆で結ばれていた兄弟、サムとトミー(ジェイク・ギレンホール)。サムは美しい妻・グレース(ナタリー・ポートマン)と2人のかわいい娘に囲まれて幸せな日々を送っていた。一方、サムの弟・トミーは刑務所から出所してきたばかり。トミーの出所と入れ替わるかのようにサムは戦地へ旅立ち、間もなく訃報が家族の元に届く。家族が悲しみに暮れる中、徐々にトミーが家族を支え始め、グレースとの距離も急速に縮まっていく。そんなある日、死んだはずのサムが生還する。しかし、サムはすっかり別人のように変わっていた――。6月4日(金)より東京・TOHOシネマズみゆき座ほかにて全国ロードショー。

※U2 「WINTER」がフルコーラスで聴ける特別映像はこちらで視聴できます。



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