ドラマ&映画 カテゴリ
ORICON NEWS

吉高由里子が連ドラ初主演! 不治の病抱える少女を熱演

■その他の写真ニュースはこちら

 女優・吉高由里子が、作家・石田衣良原作による7月スタートの新ドラマ『美丘』(日本テレビ系 土曜・午後9時)で連続ドラマ初主演を果たすことが12日、わかった。不治の病を抱えた主人公・美丘を演じる吉高は「まず驚きでした。『主演!?』っていう感じで。不安やプレッシャーは本当に大きいです。この美丘という役は本当にエネルギーが必要なんだろうなと思っています」と気合十分だ。

ゴールデンタイムのドラマ初主演となる女優・吉高由里子 

ゴールデンタイムのドラマ初主演となる女優・吉高由里子 

写真ページを見る

 不治の病を抱え、死を意識しながら、1日1日を大切に生きる美丘と、彼女を全力で愛する恋人、そして2人を支える家族、医師、友人の姿から、愛の尊さや生命の尊厳に迫る『美丘』。2007年に交通事故に遭い、顎の骨を折る重傷でICU(集中治療室)に入院した経験を持つ吉高が、強烈な個性を持ちながらも、脳に病を抱え、残された命を全力で走り抜ける美丘を熱演する。「美丘は、一見、何を考えているのか分からないところがあります。普通なら周囲に人は寄り付かないと思うんです。でも、彼女の周りからは人が離れない。そんな(マイナスな)面を忘れるぐらい、魅力的なんだろうと思います。だから、私はそういう彼女の一面を大切に演じなければと感じますね」。

 同作のプロデューサーである加藤正俊氏は「病気もののドラマだと、いちずな子が多いが、美丘は破天荒な女性。吉高さんは独特の雰囲気があり、とても個性的な女優さん。そこが役にぴったりだと思った」と起用理由を説明した。

 吉高演じる美丘に魅かれ、激しくも切ない恋に落ちていく太一役を映画『バッテリー』『風が強く吹いている』主演などで知られる俳優・林遣都が演じる。また、病気と闘いながら成長していく美丘を全身全霊で美丘を支える母親・佳織役を女優・真矢みきが務める。

 ストーリーは、平凡な学生生活を送っていた大学生の太一が、マイペースで奔放な行動力を持つ美丘と出会ったことから始まる。自由に生き、本能のままに生きる美丘に太一は魅かれ、2人は恋に落ちる。だが、太一は、美丘から彼女が、治療法も特効薬もない不治の病を脳に抱えていることを聞く。美丘は残りわずかの命の灯火を燃焼し尽すかのように、日々を全力で駆け抜けていたのだ。やがて、美丘の病は進行する中、太一は彼女の愛を全身で受け止め、美丘がこの世に生きていたことの証人になろうと決意する。

 吉高は06年に『紀子の食卓』で女優デビューし、同作でヨコハマ映画祭新人賞を受賞。09年『東京DOGS』(フジテレビ系)ではヒロインを務めた。映画では、2008年『蛇にピアス』で映画初主演。2011年公開の話題作『GANTZ』に小島多恵役で出演することも決定している。

>>吉高由里子ロングインタビュー
■ドラマ主演に戦々恐々!? 「吉高由里子なんて誰も知らないですよっ」

オリコントピックス

あなたにおすすめの記事

>

メニューを閉じる

 を検索