ドラマ&映画 カテゴリ
ORICON NEWS

市原隼人に600人中高生が大興奮 女子学生とジャンケンも

■その他の写真ニュースはこちら

 ボクシングを題材とした青春映画『ボックス!』(李闘士男監督)の中高生限定“友情”試写会が5日、都内で開催され、主演の俳優・市原隼人高良健吾らキャストが上映後に舞台あいさつを行った。集まった中高生600人は“生イッチー”に大興奮。「イッチー大好き!」「私も〜」「僕も〜」と、野太い声の混じった黄色い大歓声を浴びた市原も「この作品を誇りに思う」と男気あふれる“イッチー節”を炸裂させた。「ジャンケンしてください」と迫る女子学生の“暴走”にも笑顔で応え、拳の“グー”を出して作品をアピールした。

映画『ボックス!』中高生限定試写イベントに出席した市原隼人 (C)ORICON DD inc. 

映画『ボックス!』中高生限定試写イベントに出席した市原隼人 (C)ORICON DD inc. 

写真ページを見る

【写真】その他の写真を見る


 同作はアマチュアボクシング経験のある百田尚樹氏のスポーツ青春小説を映画化。市原が演じるのは大阪の高校に通う、やんちゃな天才ボクサー・鏑矢義平こと“カブ”。彼に憧れボクシングを始める幼なじみの気弱な優等生・木樽優紀こと“ユウキ”を高良健吾が演じる。物語はやがて運命のライバルとなる2人の熱い友情と、それぞれの挫折、その先に見出す栄光を描く。

 舞台にはほかに、ボクシング部の部員として共演した児玉宣勝、斎藤嘉樹、三浦アキフミ、川並淳一が登壇。市原は制服やジャージ姿の学生たちで満員の会場を見渡しながら「学生の頃は先が見えなくて、常に焦っていた。人と同じことをやっていたらダメで、人の何倍も努力しないといけないのかなと思っていた」と自身の学生時代を振り返り、「今が一番楽しいと思うけど。学生時代というのは、自分のためだけにがんばれる時期だったんだと、後になって気づいた」と語りかけた。

 学生からの悩みにも市原は真摯に答え、親友と同じ人を好きになってしまったら、「あきらめる理由はない。親友に正直に気持ちを打ち明けて、“勝負だね”と言うと思う」。友達と喧嘩してしまったら「喧嘩の理由があると思うので、そこを話し合えば大丈夫」と学生たちの兄貴分らしく丁寧に対応していった。

 新しいクラスに馴染めないという悩みには、高良が「僕の親も転勤族で、転校が多くて、馴染めなかったし、自分で言うのもなんだけど人見知りする。少し虚勢を張って、飛び込んでいった」と経験談を語った。市原や高良のように俳優になりたいという男子学生には、「あきらめないっていうのもカッコいいと思う」(高良)とエールを送った。

 映画『ボックス!』は5月22日(土)より全国公開。

【2010年公開 映画特集】
テレビ発“THE MOVIE”作品目白押し
やってきた? 音楽映画ブーム
洋画の注目作品が続々と公開

◆「映画」関連インタビュー バックナンバー Vol.1Vol.2
取れたて情報満載! 「映画」関連ニュース一覧

関連写真

  • 映画『ボックス!』中高生限定試写イベントに出席した市原隼人 (C)ORICON DD inc. 
  • 映画『ボックス!』中高生限定試写イベントに出席した高良健吾 (C)ORICON DD inc. 
  • 映画『ボックス!』中高生限定試写イベントの模様 (C)ORICON DD inc. 
  • 映画『ボックス!』中高生限定試写イベントで、女子学生とじゃんけんをした市原隼人 (C)ORICON DD inc. 

オリコントピックス

あなたにおすすめの記事

メニューを閉じる

 を検索