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　6月5日公開の映画『リアル鬼ごっこ2』の“佐藤さん”限定プレミア試写会が22日、都内で行われた。同作は、“全国の佐藤さん”が捕まると死刑になってしまう殺人ゲームを描いた山田悠介の小説を原作にした、実写映画シリーズ第2弾。上映前の舞台あいさつには、主演の俳優・石田卓也、女優・吉永淳らキャストと柴田一成監督が登壇した。前作に続いて主人公・佐藤翼を演じた石田は、客席に同姓同名の“リアル佐藤翼”を見つけて「びっくり。うれしいですね」と大喜びした。

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　2008年に公開された前作に引き続き、柴田監督が脚本も手がけた同作も映画オリジナルストーリー。前作のエンディングと話はつながり、キャストの変更などもあるが「スケールアップしています。期待していてください」と柴田監督。前作で翼の母親役を演じた渡辺奈緒子は、今作では翼の相手役を演じ、「すごく戸惑った。いけないことをしているような感覚になってしまった」と話し、会場の笑いをさそった。

　吉永は「今回が生まれてはじめての舞台あいさつ」と緊張して、劇中と同じように石田を思わず「お兄ちゃん」と呼んでしまい、慌てて「石田君」と言い直す場面もあった。翼の幼馴染・洋役で出演した三浦翔平も「頭真っ白です。テンパッてます」。前作のファンだった蕨野友也も「トレーニングを積んで撮影に臨んだ」と気合いを込めた。

　舞台あいさつでは主題歌を担当するHigh Speed Boyzも登壇し、柴田監督から「バンド名が作品にぴったり」と歓迎を受けた。


　High Speed Boyz