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デビュー作でいきなりオスカー候補 ガボレイ・シディベ

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デビュー作でいきなりオスカー候補
ガボレイ・シディベ来日インタビュー


映画初出演作『プレシャス』で米アカデミー賞主演女優賞候補に名を連ねたガボレイ・シディベ(C)ORICON DD inc. 

映画初出演作『プレシャス』で米アカデミー賞主演女優賞候補に名を連ねたガボレイ・シディベ(C)ORICON DD inc. 

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ビックスターとの共演にガボレイは「マライア・キャリーはスウィートでとてもガーリー。レニー・クラヴィッツは笑わせてくれるキャラクターで、現場はとても楽しい雰囲気でした」(C)ORICON DD inc.

 今年の米アカデミー賞で主演女優賞候補に名を連ねたガボレイ・シディベが、ノミネートの対象となった映画『プレシャス』の日本公開を前に来日し、インタビューに応じた。


 同作は、ニューヨークのハーレムを舞台に、両親から虐待を受けながら暮らす黒人の少女プレシャスが、ある教師との出会いから人生に希望を見出す物語。


 オーディションを勝ち抜き、スクリーンデビューを飾ったガボレイは現在26歳。劇中では16歳の少女になりきった。しかも父親の性的虐待で2度の妊娠、母親からは精神的にも肉体的にも虐待を受け、さらに過酷な運命が襲いかかるプレシャスを外連味なく演じている。オスカーは逃したものの、一躍、シンデレラガールとして注目を集めることになった。


 オーディションを勝ち抜き、スクリーンデビューを飾ったガボレイは現在26歳。劇中では16歳の少女になりきった。しかも父親の性的虐待で2度の妊娠、母親からは精神的にも肉体的にも虐待を受け、さらに過酷な運命が襲いかかるプレシャスを外連味なく演じている。オスカーは逃したものの、一躍、シンデレラガールとして注目を集めることになった。



「有名になってしまって、いろいろ大変なことも増えてしまったわ(笑)」(C)ORICON DD inc.

 しかし、それは本人の意思とは別の、神様のいたずらとも言うべき「運命的なものだった」と振り返る。


 「もともと映画の世界に興味があったわけではないの。女優はほかの人が夢見るもので、自分が夢見ることはなかった。私は心理療法士をなろうと思って大学で心理学を学んでいいました。なのに、なぜオーディションを受けたのかって? オーディションの最中も自分が役をもらえるとは思っていなかったし、時間の無駄だと思っていたくらい。でも、なぜか私はオーディションが行われている場所にいて、2日後には出演することが決まっていたの」


 演技経験はゼロ。そのことへの不安より、「原作ファンとしてとてもハッピーだった」と素直に喜んだ。詩人のサファイアによる原作小説『Push(原題)』は、1996年の出版当時、ハーレムの内情に深く切り込んだ内容で賛否両論の評価を得た。ガボレイも原作小説に衝撃を受けた1人だった。


 「プレシャスがどんな女の子か、どんな女性になりたいと思っているのか、小説を読んで、自分なりのイメージができ上がっていた。たしかに彼女が生きている現実は過酷なものだったけど、すべての瞬間において自己憐憫にひたっている女の子ではないってこと。



ほとんど撮影は2007年後半にニューヨーク市内で行われた


マライア・キャリーがすっぴんメイクで出演

 「私にもあの頃はそうだったと思い当たることもあったし・・・。彼女と同じように自分に自信が持てなかった。映画の中でプレシャスが鏡に自分の姿を写して、自分ではないほかの誰かになりたいと空想するシーンがあるんだけど、その気持ちもすごくよくわかるんです」


 劇中でプレシャスは残酷な現実から逃避するかのように、空想の世界を膨らます。ガボレイはどうか。


 「自分にもたらされた幸運をひとつひとつ思い出すようにしているわ。でも、映画に出演したおかげで有名になってしまって、いろいろ大変なことも増えてしまったわね(笑)。現実逃避したいと思うことが、この映画のせいで起きているのも確かね」とブラックユーモアで笑った。


 初めて訪れた東京の印象は「とてもクール」。身につけていたネックレスは、空き時間に東京・渋谷のショッピングビル『SHIBUYA109』へ出かけた際に購入したばかり。「10代の女の子向けの店が集中している所を見たのは初めて。女の子たちがみんな同じように見えて、ファッションもみんな似ていたし、とっても興味深いわ〜」と話していた。


ガボレイ・シディベ
1985年5月6日生まれ。米ニューヨーク、ブルックリン出身。ニックネームはガビー。両親の離婚後ハーレムに移り住む。大学で心理学を学びながら電話オペレーターの仕事をしている時に『プレシャス』に抜擢された。同作でさまざまな新人賞に輝き、今後の活躍が期待される。


『プレシャス』

(C)PUSH PICTURES, LLC 


【STORY】
 1987年、ニューヨーク・ハーレム。16歳の少女プレシャスは2度目の妊娠をしていた。父親は自分の父。1人目を産んだ当時12歳だったプレシャスは、当然子供を引き取れるはずがなかった。その後、父親は行方をくらまし、家では母親メアリーから肉体的、精神的な虐待を受けている。
 プレシャスは、とんでもなく太っていて、読み書きもできない。ひどい母親の世話をするしか生きるすべがない。
 ある日、妊娠していることが学校に知られてしまい、フリー・スクールへ送られる。それが彼女にとって人生の大きな転機となる・・・

監督:リー・ダニエルズ
出演:ガボレイ・シディベ モニーク ポーラ・パットン マライア・キャリー シェリー・シェパード レニー・クラヴィッツ
原作:『プレシャス(原題:Push)』サファイア著(河出書房新書)
配給:ファントム・フィルム

公式サイト

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関連写真

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  • 映画『プレシャス』の日本公開を前に初来日したガボレイ・シディベ(C)ORICON DD inc. 
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  • 映画『プレシャス』4月24日より全国公開 (C)PUSH PICTURES, LLC 
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