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中山美穂、12年ぶり主演映画公開に感無量 「昨夜は眠れなかった」

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 女優の中山美穂が23日、都内で行われた12年ぶりの主演映画『サヨナライツカ』(イ・ジェハン監督作品)の初日舞台あいさつに共演者の西島秀俊石田ゆり子と出席した。上映後のあいさつということで、「感動しました」など観客からの生の反応を聞くことができた中山は「とても嬉しいです。みなさんに見ていただけて完成したなって感じ。昨夜は眠れませんでした」と感無量の様子。4月には韓国での公開を控え“海外進出”を果たすが「また海外の監督とも機会があれば。スペイン映画にも興味ありますね」と、女優としてのさらなる活躍へ向け、思いをめぐらせた。

 中山の夫・辻仁成の同名小説を原作にした同作。中山は「『サヨナラ』と『イツカ』って言葉が入っているけど、始まりを意味する言葉だと思う。別れと同じだけ出会いもある。その繰り返しの中で永遠っていうものが見えてくると思う」と叙情的に語り、同作で経過する時間と絡め「25年後とかにもう一度見られてみては、と思う」と投げかけた。

 婚約者がいながらも沓子(中山)と恋に落ちる豊を演じた西島は「いろんな人にひどい男と言われてます。でも、沓子と初めて結ばれるシーンはしょうがないかなって。あれだけ魅力的な人が本気で来られたら」と男の不条理な欲望をさらけ出して笑いを誘っていた。

 同作では、1975年に出会ったエリートビジネスマン・豊と自由奔放な沓子との燃えるような恋愛や、豊の婚約者・光子(石田)との三角関係が描かれ、それから25年の時を経て、豊と沓子が運命の再会を果たすという切ないラブストーリーが展開される。

中山美穂(C)ORICON DD inc. 

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  • 左から石田ゆり子、中山、西島秀俊(C)ORICON DD inc. 
  • 西島秀俊(C)ORICON DD inc. 
  • 石田ゆり子(C)ORICON DD inc. 

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