X JAPAN“6人”での米進出にYOSHIKI「感極まる」と涙 ロス史上最大規模の5億円撮影敢行

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 ロックバンド・X JAPANが、このほど米・ロサンゼルスで同地域史上初の規模となる総制作費5億円をかけ、5曲音楽ビデオの撮影を敢行した。ギタリストの故・HIDEさんの思いを受け継ぎ、愛用ギターを掲げて“6人”でハリウッド中心地で公開収録を行い、悲願のアメリカ進出を果たしたリーダーのYOSHIKIは「TOSHIとの関係、HIDEのことにしても、感極まる。ドラマですよね。ジーンと来る度合いが違う」と頬をつたう涙を万感の想いでぬぐった。

 1992年夏に、世界進出を果たすべく米・ニューヨークで会見を行ってから約18年。解散やHIDEさんの死、YOSHIKIの椎間板ヘルニアの手術といった幾度の困難を経て、X JAPANがようやく念願の地で本格的な活動を展開した。

 現地時間6日から14日まで行う撮影は、新曲の「Jade」をはじめ「全世界を視野に考えたら「紅」も新曲。初心に戻って」と原点回帰を打ち出し、改めて「紅」「Rusty Nail」「ENDLESS RAIN」「I.V」にも着手。YOSHIKIが総合プロデューサーを務めるこだわり様だ。

 9日夕方(日本時間10日昼)には、グローマンズ・チャイニーズシアターやアカデミー賞授賞式会場として知られるコダックシアターが立ち並ぶハリウッド大通りを片側1車線規制し、地上高20メートルの場所に張り出し型の特設ステージを組んで収録。大型クレーン3台、カメラ20台がスタンバイし、ヘリ2台が上空を飛び交うなど、ハリウッドならではのスケールを見せた。

 喜びは“6人”で分かち合った。ステージには今年13回忌を迎えるHIDEさんの愛用ギターが置かれ、YOSHIKIは「今日はずっとHIDEも一緒だった」と集まったファンに向けてアピール。流れる楽曲に合わせてドラミングやピアノを弾く姿を術後初披露したYOSHIKIをはじめ、TOSHIや昨年加入したSUGIZOらもそれぞれパフォーマンスを繰り広げ、火柱や特別に使用許可が出た花火300発が舞う“ショー”で、日本から駆けつけたファンや現地の人を沸かせた。

 ロスにX JAPANという名を轟かせたYOSHIKIは「TOSHIと小学校の時にバンドを結成して、(千葉県)館山市民センターで初めて(演奏を)やった。それが、過程は長かったけどハリウッドになった。瞬間の美学と同時に、継続の美学もあるんだな」と感慨深げ。HIDEさんの夢でもあった米進出を成し遂げ、時折言葉を詰まらせながら「(X JAPANは)5人じゃなくて、6人だよ」。YOSHIKIの瞳から熱い涙がこぼれ落ちた。

 L.A.シアターやロス市内のホテル屋上などでも行っている撮影は、11トントラックの機材車20台が24時間稼動し、総スタッフ数800人、警備スタッフ100人、さらに警察・消防も常時100人が待機する破格スケール。今後の活動についてYOSHIKIは、現在ニューアルバムを制作中かつ、米・シカゴで今年夏に開催されるロック・フェスティバル『ロラパルーザ』から出演オファーを受けていることを明かした。2010年もX JAPANは攻撃続行中だ。

 なお、YOSHIKIの自叙伝『YOSHIKI/佳樹』が1月27日に台湾と香港で翻訳されて発売するのを皮切りに、韓国、中国、アメリカでも刊行準備中。


 X(X JAPAN)XTOSHITOSHI with T-EARTHSugizo

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