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三浦翔平が「悩みに悩んだ」と告白 『リアル鬼ごっこ2』撮影現場レポート

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 石田卓也主演で2008年に公開された映画『リアル鬼ごっこ』。その続編の製作が決定し、このほど都内の撮影現場で石田、吉永淳、三浦翔平らメインキャストと、前作に続いて脚本・演出を手がける柴田一成監督に進捗状況や意気込みを聞いた。

映画『リアル鬼ごっこ2』の撮影中に取材に応じた(左から)吉永淳、石田卓也、三浦翔平 

映画『リアル鬼ごっこ2』の撮影中に取材に応じた(左から)吉永淳、石田卓也、三浦翔平 

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 映画『リアル鬼ごっこ』は、山田悠介が2001年に自費出版して累計発行部数100万部を超えた異例のベストセラー小説が原作。現代と平行して存在するパラレルワールドで捕まると殺されるという“リアル鬼ごっこ”に巻き込まれ、命がけで逃走するサバイバルゲームを描いたものだが、今回の続編には原作がないため、ストーリーは柴田監督の完全オリジナルとなっている。

 柴田監督は「原作を愛読していた当時の小中学生が高校生になり、映画公開時の小中学生の支持も受けてヒットにつながった。続編は、スケールアップ、新たなキャラクター、新たな事実、ラブストーリーの要素も織り交ぜ、1作目を見ている人も見ていない人より楽しめるものになっていると思います」とキッパリ胸を張った。その自信の源になっているのがメインキャラクターを演じる3人の俳優たち。

 前作に続いて主人公・佐藤翼を演じる石田は「また、やるのか〜と思った」と一瞬、渋い顔して、「前作も撮影がハードだったので、体力作りして挑みました。アクションの稽古も受けて、それはまるで中学・高校の部活のような感じ」と笑った。アクションの稽古では受け身や殴り方、殴れられ方、銃の構え方などを学び、体力づくりではタックルジャンプ(高くジャンプして空中でひざを抱え込むジャンプ)もさせられた。「そのおかけで、本番に入ってからは筋肉痛もない。前作よりもアクションはレベルアップしているし、スピード感もレベルアップしているし、自分の反省点からうまくレベルアップできていればいいと思って。自分でも楽しみです」。

 ヒロインに抜擢された吉永は、中学時代にファッション誌のモデルを務め、これから本格的に女優を目指す16歳。同作では主人公の妹でレジスタンスのリーダーという役どころ。「私も前作を見ていた分、自分が役をいただくなんて。実際に追いかけられると、本当に恐くて、夢の中まで追いかけてきた。アクションも初めてなので、体力的にも精神的にも追いかけられている映画です。温かい目で見ていただけたら嬉しいです」と話した。マシンガンをぶっ放す勇ましいシーンもあれば、「前世では言葉を話さない、無表情のキャラクター。目の動きで気持ちの変化を表現するのが難しかったのですが、面白かったです」とチャレンジは続く。

 メインキャストの中で、もっともプレッシャーを感じているのが三浦だ。前作で大東俊介が演じた佐藤洋(ひろし)役に起用された。三浦は「前作で別の俳優が演じた役をもらうのは初めての経験なので、負けたくないなと思った。観客に前作の洋のほうがよかったと思われたくないし。撮影に入る前に稽古をしている間、どうやって、僕の“洋”を見せるか、すごく悩んでいました」と複雑な思いを打ち明ける。しかし、撮影が始まり、柴田監督の演出を受けながら、「悩みに悩んだ末、今は自分のものになってきている」と話す表情は明るく、「現場も和気あいあいとして、一生懸命みんなで力を合わせて撮影していますので、ぜひ、期待していてください」と声に力を込めた。

 映画『リアル鬼ごっこ2』は2010年6月、全国公開。

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関連写真

  • 映画『リアル鬼ごっこ2』の撮影中に取材に応じた(左から)吉永淳、石田卓也、三浦翔平 
  • 前作に続いて主演を務める石田卓也 
  • 「前作の洋役を超えたい」と意気込む三浦翔平 
  • 続編は柴田一成監督(左端)のオリジナルストーリー 

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