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【第10回東京フィルメックス】松田翔太主演映画の特別上映に母・美由紀、兄・龍平が駆けつける

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 24日、東京・有楽町朝日ホールで、第10回東京フィルメックスに特別招待されている映画『ケンタとジュンとカヨちゃんの国』が上映され、主演の俳優・松田翔太高良健吾安藤サクラ、大森立嗣監督が観客とのQ&Aに応じた。会場には松田の母・松田美由紀、兄・松田龍平、安藤の母・安藤和津の姿もあり、“家族参観日”のようなアットホームな雰囲気の中、登壇者たちはそれぞれに作品への熱い思いを語った。

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 『ゲルマニウムの夜』(2005年)の大森監督の2作目となる同作は、不自由で理不尽な日常から抜け出そうともがき苦しむ若者たちを描く青春映画。施設で兄弟のように育ったケンタ(松田)とジュン(高良)。解体現場で過酷な労働を強いられ、貧困から将来の夢も描けずに生きてきた2人が、“見えない壁”を壊し、自分で人生を切り開こうと旅立つ。

 松田は演じた役柄について、「自分の身に起きていることではないけれど、ケンタの抱えている、『現状から抜け出したい、だけどそのやり方が分からない』という感情は僕も理解できる点でした。撮影にあたっては、情報が多くて頭で考えすぎてしまうことが今回は望ましくないし、やりづらくなってしまうと思ったので、旅に出る理由や人物の関係性などをあまり考えないようにした。それは普段と真逆の作業なので苦労しました」と話した。

 「もともと不安を抱えたり悩んだりしながら撮影に臨んでいたい」タイプの高良は、今回の現場も「ずっと不安があった」そうだが、松田が支えになったという。「翔太くんと寝食を共にして本当の兄貴のように思っていました」。

 ヒロイン・カヨちゃん役の安藤は「撮影前に監督にちょっと太ってほしいといわれて、6〜7kg太ったら腰が痛くなってしまいました。あとは、高良くんの運転するバイクの後ろに乗るのが怖かったです。下手なダンスを踊るシーンでは、自分がダンスを習っていたので下手に踊ることがとても難しかったです」と苦労が多かった分、完成した作品が上映されたことを人一倍喜んでいた。

 映画『ケンタとジュンとカヨちゃんの国』は2010年初夏、新宿ピカデリー、渋谷ユーロスペースほかにて全国公開。

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  • 松田翔太 
  • 左から大森立嗣監督、松田翔太、高良健吾、安藤サクラ 

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