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ブラピ主演『イングロリアス・バスターズ』 “面白くなかったら”全額返金

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 クエンティン・タランティーノ監督と米俳優ブラッド・ピットがタッグを組んだ最新作『イングロリアス・バスターズ』。今年8月21日に全米で公開され、10月18日時点ですでに『パルプ・フィクション』の1億511万ドルや『キル・ビル』の7098万ドルを超える興行成績1億1907万ドルを突破し、タランティーノ監督最大のヒット作となっている。これに気を良くしてか、日本では11月20日(金)〜23日(月・祝)の公開初日4日間限定で、途中退場した客に鑑賞料金を全額返金する“面白さタランかったら、全額返金しバスターズキャンペーン”を実施することが決定した。

クエンティン・タランティーノ監督自ら“面白さタランかったら、全額返金しバスターズ”キャンペーンをPR 

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 同作はナチス占領下のフランスを舞台に、ナチスに家族を殺された少女と、ユダヤ系アメリカ人兵士の一団が巻き越す衝撃の戦争アクション。プロモーションのため、主演のブラッドとヒロイン役の女優メラニー・ロラン、そしてタランティーノ監督が揃って来日することも決まり、11月4日には都内で記者会見とジャパンプレミアを行う。さらに、タランティーノ監督は自ら「面白くなかったら返金するぜ!」などと呼びかけるキャンペーンCMなどにも出演する予定だ。

 全額返金の条件は、同作の上映時間2時間32分中、本編開始後約60分(5章立ての第3章終了時)まで鑑賞した時点で途中退出した客が対象。「もっと洋画の面白さに目を向けてもらおう」とタランティーノ監督と配給会社・東宝東和が共同で企画したもので、同作が公開される全国約300館で一斉に実施(一部の劇場を除く)する。

 過去にはジャン・マリー・ポワレ監督のフランス映画『おかしなおかしな訪問者』(1993年12月日本公開)で“1回も笑わなかったら返金”や、タランティーノ監督が製作総指揮を務めたスプラッター・スリラー映画『ホステル』(2006年10月公開)で、公開日から1週間限定で上映開始46分までで気分が悪くなり途中退場する観客に全額返金する“嘔吐バックキャンペーン”などがあったが、いずれも公開劇場メイン館1館だけを対象にした小規模なもので、全国規模のキャンペーンは業界初の試みだ。

 7月にファストフードチェーン・ロッテリアが全国約500店舗で行った『絶妙バーガー』の“美味しくなければ全額返金します”キャンペーンと同じような波及効果も期待される。詳しい実施条件や清算方法は、同作公式サイト(http://i-basterds.com/)か特別サイト(http://henkin.jp/)、または各公開劇場窓口にて。

関連写真

  • クエンティン・タランティーノ監督自ら“面白さタランかったら、全額返金しバスターズ”キャンペーンをPR 
  • ヒロイン役の女優メラニー・ロラン(C) 2009 Universal Studios. ALL RIGHTS RESERVED. 
  • 『イングロリアス・バスターズ』ポスター 

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