ドラマ&映画 カテゴリ
ORICON NEWS

山崎・唐沢コンビの2クール連続ドラマ『不毛地帯』、視聴率14.4%でスタート

■その他の写真ニュースはこちら

 フジテレビ開局50周年記念ドラマ『不毛地帯』の第1回が15日(後9時〜初回は2時間18分SP)に放送され、視聴率14.4%を記録したことがビデオリサーチの調べで16日、わかった。1973年に週刊誌で連載された山崎豊子原作の人気小説を半年間放送の連続ドラマ化したもので、主人公の壱岐正(いき・ただし)中佐を俳優の唐沢寿明が演じる。フジテレビ開局45周年で放送され、高い視聴率で話題を呼んだドラマ『白い巨塔』(2003年)と同じ原作・主演のコンビも話題を呼んでおり、4日に行われた制作発表会見では唐沢が「自分ができることすべてをやろうと思っています」と意気込みを見せた。

ドラマ『不毛地帯』で主演を務める唐沢寿明 (C)ORICON DD inc. 

ドラマ『不毛地帯』で主演を務める唐沢寿明 (C)ORICON DD inc. 

写真ページを見る

 『不毛地帯』は、1976年に仲代達矢を主演に映画化され1979年には平幹二朗を主演にドラマ化(TBS系)もされている人気作。元大本営参謀のエリート軍人で、11年もの長きに渡るシベリア抑留を生き抜いた主人公・壱岐正が、高度経済成長期の日本を舞台に、再びビジネスという“戦場”に身を投じ、世界を相手に戦う様を描いたもので、シベリアでの盛大なロケも話題。

 監督を務めた澤田鎌作氏は、公式サイトに掲載されたインタビューで、「例えば2時間で描ききらなくてならないようなドラマだと、悪い人はいかにも悪そうな顔をして出てきて悪いことだけをして去っていくということになりがちですよね。今回は、半年のロングスパンでものを考えられるので、壱岐の目線で見ると悪人だったりズルい人だったりしても、その人の目線になってみれば、それはそれで悩んでいたり葛藤していたり、壱岐をつぶそうとしている人にも、実はすごい危機感があるがためにやっているんだというところまで描くことができそうで、そこは僕自身、楽しみですね」と語っている。

 壱岐の妻を和久井映見、同期であり親友を柳葉敏郎が演じるほか、中村敦夫、小雪、原田芳雄、天海祐希、竹野内豊、岸辺一徳、伊藤四朗ら豪華キャストも出演。また、ミュージシャンの坂本龍一が約9年ぶりにドラマの音楽を手掛けている。

番組の制作秘話満載! フジテレビ広報ブログ『広報のおしごと』

オリコントピックス

あなたにおすすめの記事

メニューを閉じる

 を検索