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波瑠、「自分の芝居を観て、初めて泣きそうになった」




 雑誌『Sevevteen』の専属モデルとして活躍するかたわら、この1年で「山形スクリーム」「守護天使」などの話題作に出演し、女優としてメキメキと頭角を現してきた波瑠(はる)。人気漫画家・西原理恵子の同名原作を、深津絵里主演で映画化した『女の子ものがたり』(森岡利行監督)では、主人公の友だち・きみこの高校生時代を演じている。


インタビューに応える波瑠(C)ORICON DD inc. 

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出演シーンより〜高校時代のきみこ・なつみ(大後寿々花)・みさ(高山侑子)
 物語は、深津が演じる36歳の漫画家・菜都美(なつみ)がふとしたことから昔の友達、きいちゃん(きみこ)とみさちゃん(みさ)を思い出し、スランプから抜け出すきっかけをつかむまでを描く。強い絆で結ばれる女の子3人の物語は、女性版『スタンド・バイ・ミー』のような趣だ。波瑠は「自分の芝居を観て、初めて泣きそうになった」と照れ笑いする。


 きみこは、恋にのめり込むタイプで、好きになった相手のことは全て受け入れ、どこまでも尽くす一途で我慢強い女の子。「結婚しても貧乏で、旦那に殴られたりしてもめげないし、不幸を不幸と思わない。自分とは真逆の性格。行動力があって、うらやましいとさえ思った」と語る。波瑠自身は、「お前は人と違う人生を歩めるかもしれない」という父親の言葉を信じ、漫画家になるなつみに似ているという。



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 「周りと考えていることが違うという自覚は子供の頃からあって、みんなと同じことをしても楽しくなかった。劇中の台詞にもあるように、『友だちいないでしょ』って、言われたこともあります(笑)。そんな私にも、仲良くしてくれる友達はいて、やっぱり大切な存在です」


 人とは違う人生を求めて、芸能界に憧れ、自らオーディションに応募した。女優の仕事にもどんどん欲が出てくる。「演じた役のイメージで嫌われたりすることがあるくらい、とことん役を作り込んでみたい」。


波瑠
はる

1991年生まれ。2006年、ドラマ『対岸の彼女』で女優デビュー。07年より雑誌『Seventeen』の専属モデルとなり、現在も活躍中。同年、映画『恋空』(今井夏木監督)に出演。08年には、同作のドラマ版にも出演。また、シングル「I miss you / MESSAGE〜明日の僕へ〜」でCDデビューを果たす。主な映画出演作に『ちーちゃんは悠久の向こう』(08年/兼重淳監督)、『山形スクリーム』(09年/竹中直人監督)、『守護天使』(09年/佐藤祐市監督)がある。
『女の子ものがたり』

(C)2009 西原理恵子・小学館 /「女の子ものがたり」製作委員会

【ストーリー】
高原菜都美(深津絵里)、漫画家、36才。昼間のビール、たらいで水浴、ソファで昼寝・・・スランプから抜け出すきざしがまったくないダメ作家。新米編集者、財前(福士誠治)もあきれ果て、ついにキツイ一言を投げかけてしまう。「先生、ともだちいないでしょう?」

しかし、そんな菜都美にも、かつて“女の子”だった頃、いつも一緒にいてくれたともだちがいた。

海と山のみえる小さな町で出会ったみさちゃんときいちゃん。少女から大人に成長していく未完成でいとおしいあの頃、情けないことも楽しくて輝いていたことも、自分の全てを受け入れてくれた大切なともだち。

今はもう会えないとしても、あのともだちと過ごした日々が、今も自分を励ましてくれていることに菜都美は気づいていく。

あの頃から今につながっている1本の道。ひとりっきりで歩いてきたんじゃないことを知ったとき、菜都美の心にある変化がおき始める――。

脚本・監督  : 森岡利行
原作: 西原理恵子 『女の子ものがたり』 (小学館刊)出演:深津絵里 大後寿々花 福士誠治 風吹ジュン 波瑠 高山侑子 森迫永依 板尾創路 奥貫薫

2009年8月29日(土)より全国公開

公式サイト




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