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品川祐、将来の我が子の『ドロップ』化は勘弁

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 お笑いコンビ・品川庄司品川祐が21日、“品川ヒロシ”名義で監督を務めた映画『ドロップ』のDVD発売を記念して都内のレコードショップを回った。本業のお笑いをはじめ、小説家、映画監督など様々な顔をみせる品川は「今は幸せな毎日。ありきたりですけど、充実してる」と顔をほころばせる。私生活でも「子供、欲しいですね」と将来我が子の誕生を夢見つつ「でも、不良にはなってほしくない。『ドロップ』のような人生は送って欲しくない」と、自身の学生時代に過ごした不良たちとの思い出を描いた同作のような経験を反面教師に育児することを明かした。

映画「ドロップ」DVDヒット祈願で店頭回りを行った品川ヒロシ(C)ORICON DD inc. 

映画「ドロップ」DVDヒット祈願で店頭回りを行った品川ヒロシ(C)ORICON DD inc. 

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 渋谷にさっそうと現れた品川は、店頭に同DVDが並べられた光景を目の当たりにし「嬉しいっすね。渋谷によく来るんで、身近なところに置かれる感じが嬉しい」と興奮交じり。目の前で手に取るるお客さんの姿もみられ「DVDを買ってくれるってことはお気に入りの1本になるということ。僕もDVDを買う映画って特別なものだから嬉しいですよ」と喜びはひとしおのようだ。

 多くのギャラリーから声援を浴びながら店頭回りをこなした品川だったが、一方で複雑な思いもある。「俺らのコントのDVDでこういう扱いは受けなかったな〜。それだけ(映画監督作品は)大きいのかなって思う反面、お笑いDVDに関しては悔しい思いがある」と本業への想いもたぎらせる。

 小説家としては『ドロップ』以来3年ぶりとなる、書き下ろしの長編小説『漫才ギャング』を9月18日(金)に発売。売れない芸人が留置所で不良と漫才コンビを結成し、ストリート漫才に挑む姿を描く内容だが、書き始めた発端は「不良者が好きで、漫才も好きなんで、一緒にしちゃえって」と至ってシンプルだ。早くも映画化の期待が高まっているが「話がきたらぜひやりたい。『ドロップ』とは違うものが出せればと思う」と監督業にさらなる野望を燃やす。

 現状を「充実」という二文字で表す品川は「これ以上、やることを増やす事はない」と言い切る。「全部にゴールはない」という持論のもと「37歳の現在で書くものも、40、50歳でやると違うと思うんですよ。だから、これからは新しい漫才、映画を作ったりするくらいかなって」と今ある“武器”の目標点をとことん突き詰めていくようだ。

 また、自身に子供が誕生した際を想像し「なかなか(子供に)恵まれないんですけど、できたら(いろいろと)変わるかもしれないですよね」と思いをめぐらせる。また「僕みたいな不良映画を撮った親がどうやって子供を育てるのかっていうのもテーマかと思う。人のことを傷つけない子供になってほしいと思ってるんで」と密かな使命感ものぞかせていた。

 今月25日(火)には同DVD発売記念イベントを神奈川・川崎ラゾーナにて行う。

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  • 映画「ドロップ」DVDヒット祈願で店頭回りを行った品川ヒロシ(C)ORICON DD inc. 
  • タワーレコード渋谷店に店頭あいさつした品川ヒロシ(C)ORICON DD inc. 
  • HMV渋谷店に店頭あいさつした品川ヒロシ(C)ORICON DD inc. 
  • タワーレコード渋谷店に店頭あいさつした品川ヒロシ(C)ORICON DD inc. 
  • タワーレコード新宿店に店頭あいさつした品川ヒロシ(C)ORICON DD inc. 

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