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　演歌歌手の山本譲二が12日、今年で10回目を数える毎年恒例の『ビアパーティ2009』を都内で開催した。先月21日に自身のブログで「2ヵ月ぐらい前から右の耳が聞こえなくなっちまってさ…」と綴り「顔面神経良性腫瘍」を患っていることを公表したことから、この日も大量のアルコールを前に「常識外れって思われるのが怖い」とポツリ。それでも「飲まないと仕方ないんですよね。わしゃ〜負けんど！ ぶち飲むぞ！ 仕事やけん！」と笑顔でビールを飲み干した。

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　写真撮影時にはノンアルコールビールを手渡されるも「美味しくない…」と通常のビールに持ち替えた山本は「今日だけは耳のことを忘れて飲んじゃおかなぁって。皆さん、シラフの譲二がぐでんぐでんになるのを楽しみにされてる」と毎年のお決まりパターンを強行。右耳は「セミが一匹入ってる感じ」と表現し、手術すると“顔面麻痺”の可能性もあるそうで「俺、右の耳は捨てた。左の耳とともに生きていく」とブログでも綴っていた。

　長女で歌手デビューを果たしたKOTONOさんが万一の“ストッパー”役として隣にいるものの「ワイン20杯ぐらい飲もうかな？」と上機嫌。それでも、耳の件を告白後に開催したコンサートでは温かい声をもらい「胸が詰まり歌えないこともあった。ありがたいことですね。感謝と懺悔の気持ち両方ありますよ」と複雑な心境を吐露。最後には「歌唱に支障はないですよ！」と話し、歌手生活35周年記念曲「俺たちの春」が好調なこともあり、今後も元気な姿で歌手として活動することを強調していた。

◆山本譲二 オフィシャルブログ『ぶち好きやけー』