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山本兼一の歴史小説が原作の映画『火天の城』(田中光敏監督)の完成披露会見が5日、都内で行われ、主演俳優の西田敏行ら主要キャストがそろって登壇した。秀吉役で出演したお笑いコンビ・次長課長の河本準一は「妻はこうあるべき、男はこうあるべきだという部分を観ていただきたい」と作品をアピール。そして「現代は少し、女性のほうが優勢になっていると思うので、女性は少し引いてですね、男性を支えるべきだと思う」と戦国時代の夫婦関係への憧れを話した河本だったが、これを共演の大竹しのぶは「女はこうあるべきとは、私は思いませんけれど」とピシャリと制した。
戦国時代を代表する武将・織田信長の野望のひとつ、安土城の築城。天主(天守)は五層七階、金箔瓦に玉虫のごとく色彩豊かな外装が施され、内部はキリスト教大聖堂のような吹き抜けのある独特な設計の城を、「わずか3年で作れ」という信長の命令は実現不可能と思われた。そんな前代未聞の城作りに挑んだ名も無き百万の民たちのドラマを、同作では一人の宮大工・岡部又右衛門とその家族を軸に描いている。
河本は「いろんな方々が秀吉役を演じてこられましたが、ほとんど“次長課長の河本”のままでやらせていただきましたので、すごく面白い秀吉になっていると思います」と自画自賛。「秀吉のような腹黒さを悟られない腹黒さを持って、空気も読める、そういう芸人になりたい」とお笑い界の天下取りに意欲を見せた。
西田は「職人みたいな役者を目指そうと思ってここまでやってきた」と役柄と自分を重ね合わせ、念願の信長役を得た椎名桔平は「いままでにない信長像を感じてもらえたら、それが僕の信長への思い」と満足げに話した。
岡部家の一人娘・凛役で本格的な時代劇に初挑戦している福田沙紀は「私たちがひとつの映画を作るという意味では、重なる部分があって、一人が欠けても城は築けないいけないというか、出来上がった映画のエンドロールを見ながら一人ひとりの名前を見ていたら言葉にならなくて、涙だけがあふれてきました」と作品への熱い思いを語っていた。
また歌手の中孝介がゲストとして招かれ、同作の主題歌「空が空」をライブで披露した。映画『火天の城』は9月12日(土)全国公開。
西田敏行|福田沙紀|中孝介
山本兼一の歴史小説が原作の映画『火天の城』(田中光敏監督)の完成披露会見が5日、都内で行われ、主演俳優の西田敏行ら主要キャストがそろって登壇した。秀吉役で出演したお笑いコンビ・次長課長の河本準一は「妻はこうあるべき、男はこうあるべきだという部分を観ていただきたい」と作品をアピール。そして「現代は少し、女性のほうが優勢になっていると思うので、女性は少し引いてですね、男性を支えるべきだと思う」と戦国時代の夫婦関係への憧れを話した河本だったが、これを共演の大竹しのぶは「女はこうあるべきとは、私は思いませんけれど」とピシャリと制した。
戦国時代を代表する武将・織田信長の野望のひとつ、安土城の築城。天主(天守)は五層七階、金箔瓦に玉虫のごとく色彩豊かな外装が施され、内部はキリスト教大聖堂のような吹き抜けのある独特な設計の城を、「わずか3年で作れ」という信長の命令は実現不可能と思われた。そんな前代未聞の城作りに挑んだ名も無き百万の民たちのドラマを、同作では一人の宮大工・岡部又右衛門とその家族を軸に描いている。
河本は「いろんな方々が秀吉役を演じてこられましたが、ほとんど“次長課長の河本”のままでやらせていただきましたので、すごく面白い秀吉になっていると思います」と自画自賛。「秀吉のような腹黒さを悟られない腹黒さを持って、空気も読める、そういう芸人になりたい」とお笑い界の天下取りに意欲を見せた。
西田は「職人みたいな役者を目指そうと思ってここまでやってきた」と役柄と自分を重ね合わせ、念願の信長役を得た椎名桔平は「いままでにない信長像を感じてもらえたら、それが僕の信長への思い」と満足げに話した。
岡部家の一人娘・凛役で本格的な時代劇に初挑戦している福田沙紀は「私たちがひとつの映画を作るという意味では、重なる部分があって、一人が欠けても城は築けないいけないというか、出来上がった映画のエンドロールを見ながら一人ひとりの名前を見ていたら言葉にならなくて、涙だけがあふれてきました」と作品への熱い思いを語っていた。
また歌手の中孝介がゲストとして招かれ、同作の主題歌「空が空」をライブで披露した。映画『火天の城』は9月12日(土)全国公開。
西田敏行|福田沙紀|中孝介
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2009/08/05