最悪の男運を持つ、古賀幸子(栗山千明)24歳。小学校以来そのサイテーな男運の一部始終を見続けてきた証人が弟のワタル(森山未来)だ。しかしとうとう、ワタルの悲願である姉の結婚の日がやってきた。幸せそうな幸子の前に、ついに花婿が現れる…。というのがドラマ『土俵際のアリア』のストーリー。
ヒロインを演じる栗山は、この脚本や幸子という役柄に対してどういう感想を持ったのだろう。
「脚本は、おもしろかったです。でも、リアルじゃないし、コメディコメディしているわけでもないし、微妙なラインが難しいなあと思いました。幸ちゃんに関しては、我慢強いなあ? って(サッカー部の龍次に片想いしながら、なぜか相撲部の良巳とつきあうスパイラルから抜け出せない小中高時代を過ごす)。私だったら、好きでもない男の子とつきあうなんて、耐えられない!」
ドラマでは、栗山自身が回想部分でヒロインの小中高時代を演じることもポイント。なかでも小学生時代は見事なハマりよう。
「自分でもびっくりしました! お話をいただいたときに、さすがに小学生の格好はないでしょ? と思ったし、着ているときも違和感があったんですけど、撮影後に場面写真を観ると、“これ、小学生時代のリアル千明だよ!”っていうくらい、いちばんしっくりきてました。私のサイズに合う、子供っぽい服を見つけてくれた衣裳さんがすごいですよね。靴下のボンボンとか、細かいところも見て欲しいです」
そして、中学時代にはセーラー服、高校時代にはコンビニ店員と様々な衣装で演じる栗山を見ることができる。
「コンビニ店員時代がいちばんヤバイです(笑)。髪の毛をひとつにしばって、でっかいメガネを鼻でかけて、くしゃみがとまらないせいで、後半はずっと鼻の頭がチークで真っ赤。もう、コントの酔っぱらいです(笑)」
最後に、このドラマの見どころを語ってもらうと、
「未來君の髪型とキャラです。マッシュルームカットの次に、なんで襟足の長いヤンキーヘアになってんの!? っていう。それで、物陰から私たちを見て、“ねえちゃん……”ってつぶやくわけです。その画は絶対におもしろいと思います。というか、そのつぶやく姿に、おいしいところを全部もってかれちゃってる気がします……(笑)」
ドラマ『土俵際のアリア』は7月13日〜8月3日まで、毎週月曜日、LISMO、au BOX、パソコンに約5分間ドラマ配信。
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2009/07/12