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　女優の小西真奈美が2日、都内で行われた映画『のんちゃんのり弁』の完成披露試写会の舞台あいさつに登壇し、劇中で母娘を演じたのんちゃん役・佐々木りおと久しぶりの再会を果たした。“のんちゃん”から「本当のママみたいだった」と似顔絵付きの手紙をもらった小西は「ちょっと感動しちゃいました」と瞳を潤ませた。

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　「食べっぷりの良さ」（緒方明監督）で200人の中から選ばれた佐々木は、小西がケーキを買って来てくれたことや、セリフの練習を一緒にしてくれてうれしかったことなど、撮影中の思い出を手紙にして朗読。小西も「密に過ごす時間をどれだけ持つかによって、台本には書かれていない温度が出てくる。待ち時間を一緒に過ごして、たわいもないことを話して、遊んでいました」と振り返った。

　同作で小西は、ダメ亭主に愛想を尽かし娘を連れて実家に戻り、弁当づくりで人生の再スタートを切ろうとする31歳の母・小巻を演じる。「私も前向きで、悩むより行動するタイプ」と役柄との共通点は多いという。

　専門家にお墨付きをもらうほど料理も得意で「お肉を使わない魚や豆を材料にしたハンバーグとか、よく作ります」と話していた小西だが、手料理を振舞う異性の存在については「食べてもらえる方がいたら食べさせたいですけど……」と小声になり、「今はそういう時のために練習しておきます」とお茶を濁していた。

　映画『のんちゃんのり弁』は9月下旬より全国公開予定。