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寺脇康文主演で“夜回り先生”ドラマ化! 薬物依存少女・谷村美月の救世主に

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 俳優の寺脇康文が、ABC・テレビ朝日系単発ドラマ『さよならが言えなくて』(放送日未定)で夜の繁華街を回り、非行や薬物から未成年を守る“夜回り先生”を演じることが25日、同局より発表された。寺脇は「大麻などドラックに関するニュースが飛び交う昨今、たくさんの方に見て頂いて本当の怖さを知って欲しいです」と同作への想いを明かした。また、薬物依存症と闘う少女役にはこれまでの明るく健康的な役柄から一転、女優・谷村美月が体当たりの演技で臨む。

“夜回り先生”を熱演することになった寺脇康文 

“夜回り先生”を熱演することになった寺脇康文 

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 同作は、夜間高校で教鞭を取る一方で、これまで10年以上にわたり繁華街を巡回し、非行に走る子供たちに救いの手を差し伸べてきた“夜回り先生”こと水谷修氏の同名著書をドラマ化。谷村演じる19歳の園田奈央が薬物に手を染めている事実を寺脇演じる水谷に打ち明けたところからストーリーは展開され、更生させるべく施設に入るよう促すも、それをなかなか受け入れない園田との、人間的な“対話”をする様子が描かれる。

 深刻な問題を抱える未成年と対話をしながら、解決の糸口を見つけ出す難役に挑戦する寺脇は、出演への経緯について「夜回り先生は、どうしても山のような強さがないといけないと思う。(ドラックという)テーマ自体重い話ですが、希望の持てる話だったので是非やりたいと想いました」。原作者の水谷氏も「私と彼女のドラックの戦いは、すでに10年の月日が過ぎましたが、終わることはない。私の夜回りや講演よりも(ドラマの方が)はるかに多くの人を救えるのではないかと考えています」と期待を寄せる。

 ドラマ『相棒』(テレビ朝日系)シリーズなどで、人間の微妙な心情を見事に表現する寺脇の起用理由について、同ドラマのプロデューサー・深沢義啓氏も「寺脇さんであれば、子供相手だけでなく先生としての葛藤や弱さ、人間らしさを等身大で演じられると思いました」とコメント。また近年、薬物に手を染める人物の低年齢化についても「麻薬は、一度手を出してしまうと一生抜け出せない恐ろしいもの。実話に基づいて真正面から描きましたので、薬物汚染の現状を知ってもらうだけでなく絶対に手を出してはいけないものであることを再認識してもらいたい」と警鐘を鳴らしていた。

関連写真

  • “夜回り先生”を熱演することになった寺脇康文 
  • 薬物依存症の少女を演じる谷村美月 
  • 谷村の母親役で出演する片平なぎさ 
  • “夜回り先生”こと水谷修氏 

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