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　お笑いタレントの山崎邦正と弁護士で俳優の本村健太郎が9日（木）、米映画『バーン・アフター・リーディング』の試写会イベントにゲスト出演し、学生50人を前に「賢い大人になる講座」を開いた。「東京大学法学部卒の超優秀な弁護士」と自己紹介した本村に対し、“日本一残念な大人”として登壇した山崎は「これからの僕の人生も残念だと思います」と場を白けさせるスベリ芸を早々に披露した。

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　米アカデミー賞受賞監督のコーエン兄弟のもとに、ブラッド・ピット、ジョージ・クルーニー、ジョン・マルコヴィッチらが集結した同作は、どこか普通ではない“残念な大人たち”が、“読んだら燃やせ”と記された機密扱いの1枚の極秘ディスクを巡って、国家をも巻き込んで繰り広げるブラックな笑いに満ちたクライムコメディ。作品内容にちなんで“日本一残念な大人”として白羽の矢が立ったのが、山崎だった。

　この日のイベントで、映画タイトルの意味を問われた山崎が「面白いこと思いついた」と威勢良く答えたのが「国民給付金」。それを言うなら“定額給付金”で、見事にスベって失笑を買い、学生から定額給付金の使い道を聞かれると「夫婦と子供が2人で6万4000円もらえる。当たりをつけている宿に泊まります」とまともに答えて、場は白けムードに。

　一方、「山崎と比べられること自体が残念」という本村弁護士は「おそろいのポロシャツを着て、どれだけ似ているか見比べたい」という進行役のリクエストにも笑顔で応じて“賢い大人”ぶりをアピール。そんな本村弁護士に山崎は「何でもやるな〜。おとなしく弁護士やっていても稼げるのに。すごいな〜」と感心しきりだった。

　映画『バーン・アフター・リーディング』は、4月24日（金）より全国公開。