『ブリジット・ジョーンズの日記』(2001年作品)で、“負け犬”女性のイメージの固まりともいえる役柄を演じ、女性客の心を鷲づかみにしたレニー・ゼルウィガー。ハリウッドでしっかりと主役をはれる実力派女優としての地位を確立した彼女が、ジョージ・クルーニーの監督・主演作品『かけひきは、恋のはじまり』に出演。スリリングな大人の“恋のかけひき”を繰り広げたレニーのインタビュー。
◆ ジョージが私の演技をどう思っているか気になったわ
| |
| |
レニー:私はジョージが撮る映画が大好きよ。最初に『コンフェッション』を観た時は完全にノックアウトされたわ。すべてがありきたりなところに落ち着かず、妥協がない。独特の美学を貫いているのよね。自分のやりたいことについてとても明確なビジョンを持っていて、きちんと準備してくるから、行き詰まったりすることがないのよ。すべて合理的よ。なのに、どんな細部にも手を抜かないの。しかも、ジョージ自身がすごく楽しんでいるから、私たちも楽しくなるの。仕事を愛して、情熱を注いでいるのね。ジョージの意欲はすごく純粋なもので、一緒に働けて本当によかったわ。
――ジョージとは長年の友人でもありますよね。
レニー:ジョージの映画をダメにしちゃいけないっていう気持ちがものすごく強くて、大変だったの。普通、映画に出る時はプロとして仕事をするわ。自分の仕事をして、その成果を、一緒に映画を作っている人たちが最終的に気に入ってくれたらいいと考える。つまり、自分の役割を果たそうとするわけよね。でも今回は本当にジョージが私の演技をどう思っているか気になったわ。
――今作では最先端のファッションに身を包んだ上昇志向むき出しの美人な新聞記者・レクシーを演じましたが、どのような役づくりを?あなたと共通点がありますか?
レニー:私はレクシーほど気合いを入れて服を選ばないわ。それほどファッションで頑張らないの。気張ったファッションも時々なら楽しいけどね。たまになら、きれいなドレスと高いヒールもうれしいものよ。女子の楽しみじゃない? でも毎日だと足かせみたいでウンザリしちゃう。でも、レクシーの主張のあるファッションは気に入ったわ。
◆ロスでは見つからない生活というものもある
| |
| |
レニー:ほどほどに好きよ。私の兄みたいに、応援しているチームが負けると1週間も口が利けなくなるなんてことはないけど。でもテキサスっ子だし、アメフトが好きなのは生まれつきね。アメフトをよく知らないと、不作法だって思われてしまうような土地柄なの。
――ご自身でスポーツは?
レニー:バスケットをやるわ、それにジョギングも。毎日走って、やがてどこかが痛くなって、しばらく休んで痛みが引くとまた走る。そうするとまたどこか痛くなるんだけど、それでも走らずにいられない。それくらい好きなの。走ると気分がスッキリする・・・ような気がするのよ。
――外を走るんですか?それともランニングマシーン?
レニー:外を走るのはもうムリよ。走っている途中で、子供だったころの名残というか、昔のケガがあちこち痛み出すと、そこから家まで帰るのが大変だわ。それに、あんまり時間もないし。ランニングマシーンなら、どこか痛くなっても心配ないわ。マシーンから降りるだけよ。
――ハリウッドから離れた場所にお住まいとか?
レニー:ええ。本当はもったいないんだけどね。ロスにいると、落ち着いていられないの。レストランに入ると、笑いそうになってしまったものよ。“私、すごく自意識過剰になっている。みんなが私を見ているみたい”と思っちゃって。でも、実際にそうなのよ!ロスに住んでいたころ、遊びに来た友達が“この町に格づけされているみたい”と言っていたわ。“そうなのよ”と私も答えたわ。いいところなんて全然ないとか、お決まりのグチをこぼすつもりはないわ。ロスは好きよ。離れる時はとっても悲しくなる。でもそのくらいで充分なの。ロスでは見つからない生活というものもあるわ。
――これからの人生のプランは?
レニー:“19 歳になったらこうして、25 歳になるまでにはこれを手に入れて・・・”なんて将来設計はしないの。やってくる日々を受け入れるだけよ。ちゃんと自分の足で立って、愛のある生活をしていれば幸せだわ。私は大好きな仕事をしている。それでいいの。だからほかのことにも満足よ。
Film:(C)2008 Universal Studios and Internationale Scarena Filmproduktionsgesellschaft 1 mbH & Co KG. All Rights Reserved.
Artwork:(C)2009 Universal Studios. All Rights Reserved.
Artwork:(C)2009 Universal Studios. All Rights Reserved.
2009/03/26