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松田翔太が連ドラ初主演〜推理ドラマの“タブー”破る探偵役に挑戦

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 俳優の松田翔太が4月スタートの新ドラマ『名探偵の掟』(テレ朝系)で連ドラ初主演を務めることが3日(火)、同局より発表された。初主演作で推理ドラマの“お約束”をこき下ろしてしまう型破りな“探偵役”に挑む松田は、「アンチ王道というコンセプトに共感しています。何か新しいことをここで出来ると思い武者震いしています。掟破りのドラマをみせていきたいと思います」と意気込む。探偵ドラマといえば、父親で俳優の故・松田優作さんの代表作『探偵物語』(日テレ系)が有名。親子2代に渡って型破りな探偵を熱演する。

4月スタートの新ドラマ『名探偵の掟』(テレ朝系)で連ドラ初主演を務める松田翔太 

4月スタートの新ドラマ『名探偵の掟』(テレ朝系)で連ドラ初主演を務める松田翔太 

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 同作は『容疑者Xの献身』で直木賞を受賞、ドラマ『ガリレオ』(フジ系)『流星の絆』(TBS系)など、人気ドラマの原作者として知られるミステリー作家・東野圭吾の同名小説が原作。本格推理の王道ともいえる、難事件を解決するのはもちろん、推理の世界を支える“お約束”の数々を徹底的に扱き下ろしてしまう禁断の“パロディー”ミステリー作品だ。主人公・天下一大五郎に扮する松田は、古今東西のミステリーに精通しながら、“ご都合主義”“時代遅れ”と批判されることに、異常なまでの恐怖心を抱いている変わり者の探偵を演じる。

 原作者の東野は「何を出しても売れなかった頃、やけくそで書いたのが本書だ。読者に一泡吹かせてやろうと思い、小説のルールはすべて無視した」と原作執筆時の心境を振り返り、テレビ化については「このたびの映像化には本当に驚いている。無理じゃないか、と今でも半信半疑だ。テレビドラマのルールをどれだけ無視できるか。そこに注目している」と期待を寄せている。

 また同番組のプロデューサー・関拓也氏は「何をやってもカッコいい松田翔太クンが、周りからイジられまくる名探偵(?)をどう演じるのか。そもそも、本格ミステリーの裏側を大暴露するドラマなど、本当に放送していいのか!? チャレンジフルな作品にしたいと思うのでご期待ください!」と自信を覗かせる。同局はこれまでに、『トリック』や『時効警察』など、新ジャンルの推理ドラマを生み出してきただけに、新たな実験的な作品にファンならずとも期待が高まる。

 新ドラマ『名探偵の掟』は4月より毎週金曜日・後11:15よりテレビ朝日系にて放送開始。

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