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ダン・ブラウンのベストセラー小説を原作にし、世界的に一大ムーブメントを巻き起こした映画『ダ・ヴィンチ・コード』(2006年)。そのシリーズ第2弾となり、製作発表時から大きな話題になっていた『天使と悪魔』(2009年5月公開)のヒロイン役を演じるアイェレット・ゾラーがこのほど来日し、撮影のエピソードのほか、自らの女優としての出発点が日本だったことを明かした。
――大ヒット作の続編ですが、役の話を受けたときは?
本当にうれしくて……感激して飛び上がりました。20分くらい「Oh,My God!」って叫んでいましたね(笑)。後から考えてみても、かなり興奮していました。
――フッテージ映像では、アクションシーンがかなり多いようですが。
最初の撮影の頃は、ずっと走ってばかりでした。そのときは最初から最後までずっと走らされるのかと思いました(笑)。階段を上がったり下がったり、ローマ中を走りましたし……。でも、ロン・ハワード監督は、監督兼俳優のような方で、アクションの部分よりも登場人物のキャラクター作りを重視していました。そんななかで、トム(・ハンクス)と演技ができたことはうれしかったですね。
――大がかりな撮影も多かったのでは?
パンテオンでの撮影が印象深いです。ローマのなかでももっとも古い場所のひとつですが、そこら中にカメラが設置されて。そこに映画の1シーンとして自分たちはいるのですから、驚くべき経験ですよね。パンテオンを立ち入り禁止にして撮影しましたが、まわりには何百人という観光客がいました。
―― 一部の教会は撮影が許可されなかったそうですね。
余計なことをいうと閉じ込められちゃうので(笑)。
――トム・ハンクスの魅力とは?
寛大で頭が切れ、すべてのひとに優しくて、優雅で自分のエゴがない。とにかくすばらしい精神をもった方です。演技もすばらしいですし、おそらく20世紀でもっとも影響力がある俳優といっていいと思う。今回の撮影の5ヶ月間、いろいろなことを学びました。
◆日本から女優としての次が始まる?
――これまでの出演作で、アイェレットさんにとって挑戦だった役柄とは?
毎回お仕事をもらうたびに、新しい役はそれが一番難しい役だと思っています。もしそういう感覚なしに役を受けてしまったら問題だと思います。役を受けるときは怖いくらいの気持ちがないと、役に入りこめないんです。『天使と悪魔』については、映画と本は同じではありませんので、映画のキャラクターを自分で想像して作り上げることが挑戦でした。それが本とまったく別ものであってもいけないですし。あとはハイヒールをはいて走るのが大変でした(笑)。
――原作にある秘密結社やキリスト教に関わる秘密を信じますか?
物語を本として読むのはおもしろいですけどね。信じるか信じないかは別にして。ダン・ブラウンさんは歴史上の事実を探し出して、それを原点に本を書いていますので、そういうところに基づいているのでは? 私は証拠はなにもみていませんけどね(笑)。
――美容のために普段心がけていることは?
ピラティスをやっていますけど、それ以外はとくになにも。
――日本の印象は?
ニューヨークで演劇を勉強したいと思っていたころ、日本で1ヶ月だけモデルの仕事をしていたことがあります。そのときのある日本人女性との出会いは、私の人生のなかで大きな分岐点になりました。その女性は苦難の人生を歩んでいて、彼女から受けた影響は、その後の私の演技のなかに活かすことができて、そのころが本気で女優になろうと思ったタイミングなんです。なので、私が女優になる出発点になったのは日本で、またここから次が始まるのかもしれません。この映画の撮影中にも、機会があれば日本に行きたいとスタッフにアピールしていました(笑)。
ダン・ブラウンのベストセラー小説を原作にし、世界的に一大ムーブメントを巻き起こした映画『ダ・ヴィンチ・コード』(2006年)。そのシリーズ第2弾となり、製作発表時から大きな話題になっていた『天使と悪魔』(2009年5月公開)のヒロイン役を演じるアイェレット・ゾラーがこのほど来日し、撮影のエピソードのほか、自らの女優としての出発点が日本だったことを明かした。
――大ヒット作の続編ですが、役の話を受けたときは?
本当にうれしくて……感激して飛び上がりました。20分くらい「Oh,My God!」って叫んでいましたね(笑)。後から考えてみても、かなり興奮していました。
――フッテージ映像では、アクションシーンがかなり多いようですが。
最初の撮影の頃は、ずっと走ってばかりでした。そのときは最初から最後までずっと走らされるのかと思いました(笑)。階段を上がったり下がったり、ローマ中を走りましたし……。でも、ロン・ハワード監督は、監督兼俳優のような方で、アクションの部分よりも登場人物のキャラクター作りを重視していました。そんななかで、トム(・ハンクス)と演技ができたことはうれしかったですね。
――大がかりな撮影も多かったのでは?
パンテオンでの撮影が印象深いです。ローマのなかでももっとも古い場所のひとつですが、そこら中にカメラが設置されて。そこに映画の1シーンとして自分たちはいるのですから、驚くべき経験ですよね。パンテオンを立ち入り禁止にして撮影しましたが、まわりには何百人という観光客がいました。
―― 一部の教会は撮影が許可されなかったそうですね。
余計なことをいうと閉じ込められちゃうので(笑)。
――トム・ハンクスの魅力とは?
寛大で頭が切れ、すべてのひとに優しくて、優雅で自分のエゴがない。とにかくすばらしい精神をもった方です。演技もすばらしいですし、おそらく20世紀でもっとも影響力がある俳優といっていいと思う。今回の撮影の5ヶ月間、いろいろなことを学びました。
◆日本から女優としての次が始まる?
――これまでの出演作で、アイェレットさんにとって挑戦だった役柄とは?
毎回お仕事をもらうたびに、新しい役はそれが一番難しい役だと思っています。もしそういう感覚なしに役を受けてしまったら問題だと思います。役を受けるときは怖いくらいの気持ちがないと、役に入りこめないんです。『天使と悪魔』については、映画と本は同じではありませんので、映画のキャラクターを自分で想像して作り上げることが挑戦でした。それが本とまったく別ものであってもいけないですし。あとはハイヒールをはいて走るのが大変でした(笑)。
――原作にある秘密結社やキリスト教に関わる秘密を信じますか?
物語を本として読むのはおもしろいですけどね。信じるか信じないかは別にして。ダン・ブラウンさんは歴史上の事実を探し出して、それを原点に本を書いていますので、そういうところに基づいているのでは? 私は証拠はなにもみていませんけどね(笑)。
――美容のために普段心がけていることは?
ピラティスをやっていますけど、それ以外はとくになにも。
――日本の印象は?
ニューヨークで演劇を勉強したいと思っていたころ、日本で1ヶ月だけモデルの仕事をしていたことがあります。そのときのある日本人女性との出会いは、私の人生のなかで大きな分岐点になりました。その女性は苦難の人生を歩んでいて、彼女から受けた影響は、その後の私の演技のなかに活かすことができて、そのころが本気で女優になろうと思ったタイミングなんです。なので、私が女優になる出発点になったのは日本で、またここから次が始まるのかもしれません。この映画の撮影中にも、機会があれば日本に行きたいとスタッフにアピールしていました(笑)。
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2009/02/27