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小出恵介、箱根往復以上の走りこみ! 箱根駅伝を描く『風が強く吹いている』

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 箱根駅伝に挑む10人の若者たちの姿を描く青春映画『風が強く吹いている』(2009年秋公開)の撮影が19日(月)に東京・府中の市営競技場で行われ、その現場がマスコミに公開された。半年前からトレーニングを行っているという小出恵介林遣都中村優一らキャスト陣は、本物の大学陸上部さながらの走りこみなどの練習風景を披露。小出は、すでに箱根駅伝の往復以上の距離を走りこんでいることを明かした。また、水沢エレナが陸上部マネージャーのマドンナ役で出演することが発表された。

(上段左から)内野謙太、森廉、斉藤祥太、斉藤慶太、橋本淳、ダンテ・カーヴァー。(下段左から)水沢エレナ、中村優一、小出恵介、林遣都、川村陽介 

(上段左から)内野謙太、森廉、斉藤祥太、斉藤慶太、橋本淳、ダンテ・カーヴァー。(下段左から)水沢エレナ、中村優一、小出恵介、林遣都、川村陽介 

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 『風が強く吹いている』は、直木賞作家・三浦しをんの同名小説の映画化作品。陸上経験のないド素人が集まる大学陸上部が、競技から遠ざかっていた天才ランナーを中心に箱根駅伝への出場を目指す青春物語。映画では、実際に撮影した箱根駅伝の映像のほか、その予選会から本大会の1区から10区までを忠実に再現し、リアルにレースの模様を描き出す。

 この日は、陸上部の学生役の小出、林、中村、川村陽介ダンテ・カーヴァー橋本淳森廉内野謙太斉藤慶太斉藤祥太による、陸上競技場での練習の様子が収録された。昨年7月から実際に走りこみを行い、体を鍛えたうえで撮影に挑んでいる出演者らだが、ランニングシーンの撮影前にはトレーナーのもとでストレッチと軽い走りこみを行い、その後、カメラが回る。天才ランナー役の小出と林は、その走る姿も本物のランナーそのものといった様子で板についており、陸上部の臨場感を生み出している。

 また、「陸上部10人でのシーンが多い。コミュニケーションやチームワークが大事」と語る小出だが、撮影の合間には、そうした仲のよい息のあった姿もみせ、ランニングのトレーニングの部分と出演者のチームワークが、この半年を通して築きあげられていったことがわかる。

 大学1年生の天才ランナー役を演じる林は「走りがズバ抜けている役。クランクイン前の準備で満足できていない部分もあり、天才ランナーに少しでも近づけるように日々練習中です」とストイックにコメント。今年の箱根駅伝を観ていたという林だが、優勝に貢献し大きな注目を集めた東洋大学1年の柏原竜二選手についての意識を聞かれると「(劇中で)走る区間も役の雰囲気も違いますので。名選手の顔つきとか雰囲気を盗もうと思って観ました」とコメントした。

 今回、初のメガホンをとる大森寿美男監督は、困難な駅伝シーンの撮影や、大会の知名度や人気のほどなど、ハードルの高い作品に挑むことを認めながら「箱根駅伝は孤独と絆を内包しています。シンプルかつ美しい、リアリティに溢れたドキュメンタリーのような作品にしたい」と意気込みを語った。

関連写真

  • (上段左から)内野謙太、森廉、斉藤祥太、斉藤慶太、橋本淳、ダンテ・カーヴァー。(下段左から)水沢エレナ、中村優一、小出恵介、林遣都、川村陽介 
  • 撮影前の走りこみの様子 
  • 競技場に入るシーンを撮影中(小出恵介、林遣都) 

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