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豊川悦司&薬師丸ひろ子、行定勲監督の新作で17年ぶりの夫婦役

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 行定勲監督がアラフォー世代の夫婦愛を描く新作『今度は愛妻家』(2009年公開予定)で、俳優の豊川悦司と女優の薬師丸ひろ子が主演を務めることが10日(水)わかった。2人の夫婦役は、92年公開の映画『きらきらひかる』以来17年ぶり。クランクインを迎えた行定監督は「ベテランのお2人なので、こんなこともしてみよう、やってもらおうと思い、どんどん応えて貰えるところがとてもおもしろい」と確かな手ごたえを掴んでいるようだ。

17年ぶりに夫婦共演する豊川悦司と薬師丸ひろ子 

17年ぶりに夫婦共演する豊川悦司と薬師丸ひろ子 

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 『世界の中心で、愛をさけぶ』や『春の雪』などの話題作を送り出している行定監督の新作『今度は愛妻家』は、倦怠期に入った夫婦の何気ない日常を綴るラブコメディ。しかし、ラストの鮮やかなドンデン返しにより、人生、恋愛、結婚、夫婦愛についてしみじみと考えさせられる内容になる。行定監督は、アメリカでは40代が主役の映画が多いことを挙げ、「40代の僕らの世代が主役をやる日本映画が増えた方がいい」と今回の企画を立ち上げた。

 そんな本作の「どうしようもない夫とすごくチャーミングな奥さん」(行定監督)を豊川と薬師丸のベテラン2人が演じる。クランクインを迎えた豊川は「台本を読んで、ほとんどがワン・シチュエーションで描かれ、人間の悲劇のようなニュアンスも含まれていてすごくおもしろかったです。行定監督とだったら、いい作品が出来るという予感があります」とコメント。

 今回が行定監督との初の仕事となる薬師丸は「台本を読んで、とても胸にキュンとくるお話だと思いました。行定ワールドにたっぷりと浸って楽しみたいなと思います」と語っている。

 またこの日、豊川と薬師丸のほか、水川あさみ、濱田岳、石橋蓮司の出演が発表された。撮影は、12月4日にクランクインし、2009年1月中旬にクランクアップ予定。

 『今度は愛妻家』は、テレビドラマ『ウォーターボーイズ』『ぽっかぽか』などを手がけた中谷まゆみが舞台用に書き下ろしたオリジナル脚本が原作で、舞台作品の映画化となる。



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