ドラマ&映画 カテゴリ
ORICON NEWS

人気ドラマ脚本家・北川悦吏子、映画初監督作品で「勇気を出してセリフ捨てた」

■その他の写真ニュースはこちら

 『ロングバケーション』や『ビューティフルライフ』など数々の大ヒットドラマを世に送り出した脚本家・北川悦吏子の映画初監督作品『ハルフウェイ』の完成披露舞台あいさつが9日(火)、都内で行われ、女優の北乃きい、俳優の岡田将生らが出席した。北川監督は、脚本家であるにもかかわらず「自分のセリフを勇気を出して1回捨てた」と、同作にかける情熱を明かした。

映画『ハルフウェイ』の完成披露舞台あいさつに登壇した北川悦吏子監督 

映画『ハルフウェイ』の完成披露舞台あいさつに登壇した北川悦吏子監督 

写真ページを見る

【写真】その他の写真を見る


 「この恋はきっと永遠――」そう信じて懸命に相手と向き合う、“卒業”を前にした高校生の揺れる恋心を描いた同作。北川監督は「つなぎ目のない映画」と例え、「カットがかかったのに(演技を)延々やってるのを見て泣いてしましました。(2人は)止まらないみたいで、知らない世界だった」と、ドラマとは一味違った“アドリブ”だらけの映画撮影に驚いた様子。

 しかし今度は北乃と岡田がこの話に驚いたようで、「違う違う。カットって言われるのずっと待ってて、聞こえないからやってたんです」と告白。北乃は「自分で始めたら終わりも作らなきゃけないので、アドリブって奥が深いと思いました」としみじみ語った。

 北川監督は「(同作は)セリフが一切ない」と言いきり、役柄と同年代の役者たちが脚本に書かれたセリフを「自分で1回かみくだいて言ってもらった」とアピール。“自分のセリフを捨てた”ことについては「生の10代の言葉や気持ちを伝えたかったから」と出来上がりに自信をのぞかせた。

 舞台あいさつにはほかに同作プロデューサーの岩井俊二小林武史が出席し、主題歌を担当するSalyuは小林の演奏するキーボードで「HALFWAY」を披露した。

関連写真

  • 映画『ハルフウェイ』の完成披露舞台あいさつに登壇した北川悦吏子監督 
  • 映画『ハルフウェイ』の完成披露舞台あいさつに登壇した(左から)小林武史、Salyu、北乃きい、岡田将生、北川悦吏子、岩井俊二 
  • リクエストに応えて“指きり”する北乃きいと岡田将生 
  • 映画『ハルフウェイ』の完成披露舞台あいさつに登壇した北乃きい 
  • 映画『ハルフウェイ』の完成披露舞台あいさつに登壇した岡田将生 
  • 映画『ハルフウェイ』の完成披露舞台あいさつで主題歌「HALFWAY」を披露した小林武史 
  • 映画『ハルフウェイ』の完成披露舞台あいさつで主題歌「HALFWAY」を披露したSalyu 
  • 映画『ハルフウェイ』の完成披露舞台あいさつに登壇した岩井俊二 

オリコントピックス

あなたにおすすめの記事

>

メニューを閉じる

 を検索