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　米ニューヨーク市内のスタジアムが突然襲撃を受け、多数のパトカーや救急車が出動。東京では東京タワーが崩壊……。そんな衝撃的なニュースが22日（土）の新聞朝刊に掲載され、その模様は東京キー局をはじめ全国地上波30局ほどでオンエアされた。その衝撃映像がWebでもいよいよ公開された。

　これは、キアヌ・リーブスが主演する正月映画『地球が静止する日』の広告。読者にとっては、ひと目でPR広告とわかる展開だが、映画のストーリーにそった事件が現実に起こったような演出でニュース的な情報出しを行っており、それと知ったうえでも興味を惹かれる内容。洋画では、日本人タレントなどが応援隊長として登場するさまざまなにぎやかしイベントが多いなか、映画の内容に立ち返る話題喚起として注目される。また、映画自体、キアヌ主演によるスリルとサスペンスを描くハリウッドSF大作で、その広告映像も一見の価値があるものになっている。

　今回のPR展開のストーリーは、18日にニューヨークに巨大な球体が出現し、スタジアムを瞬く間に溶かし去り、その後、謎の球体は日本、アメリカ、カナダ、イギリス、フランス、イタリア、スペイン、ロシア、エジプト、中国、韓国、台湾、ブラジル、メキシコと世界14ヶ国で確認される。21日にABC通信が全世界に配信し、日本では22日の新聞朝刊で取り上げられるというもの。それぞれの国の街に異変が起こる映像が制作され、ここ東京の映像では、東京タワーが崩れ去る様子がリアルに映し出されている。

　『地球が静止する日』は12月19日（金）より全国公開される。

■東京が襲われる衝撃映像
■『地球が静止する日』最新映像