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　テレビの在阪準キー局に今、新たな旋風が巻き起こっている。テレビ大阪の藁谷麻美、竹内優美の両アナウンサーだ。2人は今夏『ユミー＆マミー』というユニットを結成、これまで関西ではあまり見ることが無かった“アイドルアナ”という王道で勝負するという。異色の経歴を持ちながら、体を張り芸人顔負けのバイタリティで勝負しているその素顔に迫ってみた。

　同局の看板番組の1つ『メッセ弾』（毎週金曜 前0：53）でアシスタントを務める藁谷アナは、すでに7年前に声優として“業界デビュー”している。一方の竹内アナも、学生時代からタレント活動を行い、前職だった徳島での局アナ時代には「毎日、早朝から出演しても常に笑顔。さばけないほどの熱烈なファンレターも多数届いていたようです」（在阪ワイドショー関係者）と“萌え系アナ”として、すでにその実力の片鱗をうかがわせていたという。

　そんな異色の経歴を持つ2人は「素の部分を見せながら、視聴者とつながりを持ちたい」と自らユニット結成の企画を提案。9月からは同局のホームページ上で週1回、コスプレ姿の動画を更新するなどし「挑戦的にやっている。在阪の他局のアナウンサーからは『大丈夫なの？』って心配されたり、驚かれることが多い」（竹内アナ）と、まずは業界内で話題を呼んでいるようだ。

　親しみやすさと同時に、前へ出ることの“楽しさ”を感じながら活動する2人。過去に2度、掃除機で顔を吸われたり12月12日に放送される『メッセ弾』ではパイまみれになっている藁谷アナは「ベテランに差し掛かっているメッセンジャーさんを見ていると、間の取り方や番組の進め方など学ぶべき部分は多い」と体を張った演出にも意欲的。一方、コスプレについて「最初は恥ずかしくて…」と赤面しながら振り返った竹内アナは「人生でコスプレしたり、体を張ってテレビに出るなんて考えてもなかったけど、頑張っている先輩についていきたい」と積極的な姿勢を見せる。

　将来は『M-1グランプリ』や、ゴールデンタイムへの昇格後もお色気路線を崩さない『やりすぎコージー』への進出も視野にいれ、色気を放ち続ける2人は、口を揃えて“お笑い界の天才”と芸人・山崎邦正を絶賛。体を張り勝負する独特の芸風は、今の『ユミー＆マミー』にとって、さらに一皮向けてステップアップするにあたり、最も見習うべきスタイルだからなのかもしれない。

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