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　お笑いコンビ・チュートリアルの徳井義実が27日（月）、都内で行われた映画『天国はまだ遠く』の完成披露試写会で主演の加藤ローサと舞台あいさつを行った。同作で映画俳優として本格デビューを果たした徳井は「この映画では朴とつな人を演じてる。こういう一面あって案外いい子じゃないかってところを見てほしい。好感度あげよう作戦です」とバラエティ番組で見せるヘンタイ・エロキャラの払拭に不敵な笑みをみせた。

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　同作は、人生に途方にくれて都会から逃げたOL・山田千鶴（加藤）と、山奥に住む青年・田村遥（徳井）が出会い、それをきっかけに2人の止まっていた時間が動き出していく様を描く恋愛ファンタジー。徳井の演技に加藤は「（初めから）俳優さんと思うぐらいのオーラだったので、私からのアドバイスはなかったです」と太鼓判を押し、「まだどういう人なのか謎のままなので、知りたい」と共演にも意欲的だった。

　この発言に気を良くした徳井だったが、俳優業と芸人を天秤にかけた場合は「お笑いです。一生芸人です」とキッパリ。映画俳優デビュー作で「逆に（役者としての）自信がなくなった。役者は凄いと思った」と、演技の難しさに苦労したエピソードも交えた。しかし、芸人を貫くと宣言しながらも「（相方の）福田は（充徳）もういい。解散ということで（笑）」と、ピン芸人での勝負を掲げ、爆笑を誘っていた。

　映画『天国はまだ遠く』は11月8日（土）より公開。