■その他の写真ニュースはこちら
日本のロックバンドの高齢化が進んでいる。悪い意味に捉えないでほしい。日本のロックを40代が支えている、と言っているのだ。逆に言えば20代、30代が情けない。解散するバンドが多すぎる。素晴らしいパイオニアである先輩たちがいるのだから、見習ってもっともっと頑張らないといけない。では、具体的に何を頑張ればいいのかというと、極々シンプルな話ではあるが、ルーツミュージックというものを辿る旅に出たほうがいいと思うわけである。好きでも嫌いでもどちらでもいい。知っているか知らないかが長くバンドを続けるためには重要なのだ。
ザ・ブルーハーツ、ザ・ハイロウズを経て、現在ザ・クロマニヨンズの甲本ヒロトは、非常に黒人音楽に対しての造詣が深い人物である。インタビューでは無口で、自分たちのニュー・アルバムについて質問しても黙ってしまう彼が60年代、50年代の黒人音楽の話になると饒舌になったのを目の当たりにして驚いた記憶がある。さすがオーバー20年選手。
そんなザ・クロマニヨンズも出演した日本テレビ開局55年“日テレgo!go! キャンペーンCM”の最新版を観て驚いた。どこかで見た顔だな、と思ったら奥田民生、YO-KING(真心ブラザーズ)、大木温之(theピーズ)、シンイチロウ(the pillows、theピーズ)によるスペシャルバンド、O.P. KINGだった!
見事にアラフォーなブッキング。というか、テレビ局は大丈夫なのだろうか? 鮎川誠(SHEENA & THE ROCKETS)の出演する同CMを観たときから少々マニアックで良い趣味をしているとは思ったが、まさかO.P. KINGとは驚いた。制作サイドの中にこういった日本のロックを好きなスタッフがいるのだろう。喜ばしいことだ。
ちなみに、CMにて歌われる曲はロックンロールの神様であるチャック・ベリーの名曲「ジョニー・B.グッド」の替歌で、ナント!ご本人による替え歌だそうだ。人気のある10代、20代の国内若手バンドに出演オファーをして“この曲って誰の何ていう曲なんッスか?”って聞かれたら落ち込むだけだ。でも、あり得ない話ではないような気がして恐い。“あ、これ知ってる! 『バック・トゥ・ザ・フューチャー』でマーティーがパーティーで演ってた曲じゃん”と言われるのが関の山かもしれない。
さて、“go!go!”と、これから日テレはどこに行くのだろう? 何となく、次のキャンペーンCMあたりでは30代の銀杏ボーイズを出してきそうに思っているのだが、それは気のせいか……。(ライター・松本哲也)

ザ・クロマニヨンズ
日本のロックバンドの高齢化が進んでいる。悪い意味に捉えないでほしい。日本のロックを40代が支えている、と言っているのだ。逆に言えば20代、30代が情けない。解散するバンドが多すぎる。素晴らしいパイオニアである先輩たちがいるのだから、見習ってもっともっと頑張らないといけない。では、具体的に何を頑張ればいいのかというと、極々シンプルな話ではあるが、ルーツミュージックというものを辿る旅に出たほうがいいと思うわけである。好きでも嫌いでもどちらでもいい。知っているか知らないかが長くバンドを続けるためには重要なのだ。
ザ・ブルーハーツ、ザ・ハイロウズを経て、現在ザ・クロマニヨンズの甲本ヒロトは、非常に黒人音楽に対しての造詣が深い人物である。インタビューでは無口で、自分たちのニュー・アルバムについて質問しても黙ってしまう彼が60年代、50年代の黒人音楽の話になると饒舌になったのを目の当たりにして驚いた記憶がある。さすがオーバー20年選手。
見事にアラフォーなブッキング。というか、テレビ局は大丈夫なのだろうか? 鮎川誠(SHEENA & THE ROCKETS)の出演する同CMを観たときから少々マニアックで良い趣味をしているとは思ったが、まさかO.P. KINGとは驚いた。制作サイドの中にこういった日本のロックを好きなスタッフがいるのだろう。喜ばしいことだ。
ちなみに、CMにて歌われる曲はロックンロールの神様であるチャック・ベリーの名曲「ジョニー・B.グッド」の替歌で、ナント!ご本人による替え歌だそうだ。人気のある10代、20代の国内若手バンドに出演オファーをして“この曲って誰の何ていう曲なんッスか?”って聞かれたら落ち込むだけだ。でも、あり得ない話ではないような気がして恐い。“あ、これ知ってる! 『バック・トゥ・ザ・フューチャー』でマーティーがパーティーで演ってた曲じゃん”と言われるのが関の山かもしれない。
さて、“go!go!”と、これから日テレはどこに行くのだろう? 何となく、次のキャンペーンCMあたりでは30代の銀杏ボーイズを出してきそうに思っているのだが、それは気のせいか……。(ライター・松本哲也)
ザ・クロマニヨンズ
2008/10/26



