ホールの灯りが落ちると、『マクロスF』のラストシーンの映像が巨大スクリーンに映し出され、最終話のエンディングとして使われた2人のデュエットによる「トライアングラー」でライブがスタート。そしてそれぞれのソロパートへ入ると、オープニング曲「ライオン」で描かれた鏡越しに見つめ合う2人をモチーフに、交互に曲を披露。
ランカは「星間飛行」をはじめとするアイドルらしく可愛い曲たちに加え、「愛・おぼえていますか〜bless the little queen」等、作品中で歌声が戦闘に利用された曲も披露。中島愛の可憐な歌声にノイジーな演奏が重なり、不気味な威圧感が演出された。一方のシェリルは、激しいダンスで熱唱したり、ステージに倒れ込みながら歌うなど、情熱的で、時に悲哀に溢れたパフォーマンスを披露した。
ライブのクライマックスでは、ここでしか聴けない新たなメドレーを披露。そして熱烈なコールに応えてのアンコールではデュエットによる「星間飛行」で、ランカとともにシェリルまで「キラッ☆」のポーズを決め、会場が一体となって盛り上がった。
エンディングではステージを降りた菅野よう子が、1階席後方に置かれたもう1つのピアノに移動し、「SMS小隊の歌〜あの娘はエイリアン」を弾き始めると、歓声とともに、会場全体が大合唱。シェリルとランカもピアノのそばに移動し、2人向かい合ってのデュエットとなった。こうして2時間半を越えるライブが幕を閉じた。
2人の歌を満載したサウンドトラック「娘トラ」も10万枚を突破し、オリコンウィークリーアルバムランキングで2位を獲得。11月5日には「SANKYO presents マクロスFギャラクシーツアーFINAL こんなサービスめったにしないんだからね in ブドーカン☆」の開催も決定と、マクロスFの歌姫たちの快進撃は続く。
■中島愛コメント
「今日のコンサートは、マクロスピードで魅せたライブ。伝えたい歌や言葉がたくさんあって、私が投げかけるたびに倍以上の気持ちで応えてくれるみんなに感動しました!たくさんの人と想いのキャッチボールができて、幸せです。夢みたい…」
「とにかく可愛く、そして大きく! からだ全部で表現して、マクロスFが好きだーっ!って気持ちを爆発させました。前のライブ以上に、ランカとの結束が固まった感じがしました。ランカと中島愛の絆が深まった! だからこそ、伝えたい想いが増えました」
「菅野さんからは、一曲ごとに、細かくアドバイスをいただきました。マクロスFやランカをもっともっと表現するためにどうしたらいいか? をたくさん教わりました。そして“とにかくニッコリ笑顔でお客様を悩殺!”(最後に一言)すべての人に、ありがとう!!」
■May’n(メイン)コメント
「すっごくすっごく楽しかった!! 奥の奥までしっかりと見てましたよ(*´д`*)やっぱり、みんなの前で歌うことが私にとって1番の幸せだな!!と改めて実感しました。高所恐怖症なので、リフターで上がるとことか(3mぐらい(°д°;))下がるとことか。リハでは手汗かきまくりでマイクから滴りましたが、本番ではみんなのパワーのおかげで堂々とできましたっっ!!」
「(今日意識したのは?)シェリルらしくにこだわりました。アニメ前半の「銀河の妖精」そして、後半の「絶望の歌姫」…。後半の“歌いたくても歌えない…でも…”という気持ちを前に出しました。(菅野さんからは)「楽しく!!」と (´∇`) ;かっこよく歌う、っていうのは普段通りだったので、ニコニコ走り回るっていうのが何気に難しかった。やっぱり歌うこと、ライブをすることが私の生きがいだなって思う。みんな、ありがとおおお!!!!」
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2008/10/19