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　今年で結成15周年を迎えたビジュアル系ロックバンド・SHAZNAが初のエッセイ『ホームレスヴィジュアル系』（ゴマブックス刊）を今月30日に発売することが17日（金）わかった。インディーズ時代に貧困でホームレスに陥り、メンバーが車中で生活していたことなどを赤裸々に綴る。また、ベースのNIYは今までひた隠しにしてきた離婚を告白している。

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　中学生、大学生と続くホームレス著書にヴィジュアル系が躍り出た。きっかけは、今年3月に立ち上げたSHAZNAのファンクラブサイトで、メンバー同士がバンド結成当時などの貧乏エピソードをチャットで語り合ったことから。一見華やかな生活を送る彼らには想像もつかないジェットコースター的な波乱万丈なエピソードが話題を呼び、書籍化へと発展した。

　バンド活動間もない頃は過酷な金銭状況に陥り、ギターのAOIは「当時の僕はそれまでのバンド活動資金や、ライブ機材の購入等で積み上がった借金が100万前後あった」。ベースのNIYは今までひた隠しにしてきた離婚を告白している。

　IZAMは「芸能人になりたいとか夢を持つのは悪いことではないし、信念と根性を持っていれば何事も叶う。とことん落ちてどん底見てみれば（成功の）波も大きくなりますよ」と経験者としてこれからの世代にエールを送る。

　11月3日には東京・福家書店新宿サブナード店にて購入者対象のサイン・握手会を実施。抽選で4人目のメンバーになれるという特典もあるという。


SHAZNA（着メロ）