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　福山雅治の初主演映画『容疑者Xの献身』が今週の映画興行ランキング（興行通信社しらべ）で2週連続の首位をキープした。この3連休も好調で、土日2日間では前週の公開週末との対比95.6％とほとんど落ちがなく、公開10日間の累計は動員140万人、興収18億円を突破した。

　また、第13回釜山国際映画祭（10月2日〜10日）でも絶賛されていた本木雅弘主演の『おくりびと』は、前週より2ランクアップして3位にランクイン。興収は20億円を突破し、松竹の目標とする30億円が近づいてきた。この週末は、本木演じる主人公の父親役で同作に出演する峰岸徹さんの訃報があり、主演の本木、広末涼子、滝田洋二郎監督が追悼コメントを発表していた。

　そのほか、土日前週比85.3％と依然落ちの少ない成績を上げている『崖の上のポニョ』は9位にランクイン。公開13週目になるがいまだTOP10入りを果たしている。この週末の公開作品では、マシ・オカの映画初出演も話題のスティーブ・カレル主演『ゲット スマート』は10位。応援団長となった女子高生の奮闘を描いた新垣結衣主演『フレフレ少女』は惜しくも10位圏外となったが、堅調なスタートをきった。