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成功しても何も変わらないディカプリオ!? 13年ぶりのクロウが感激

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 巨匠リドリー・スコットが監督を務め、レオナルド・ディカプリオラッセル・クロウが13年ぶりの共演を果たすアクション・サスペンス大作『ワールド・オブ・ライズ』(米10月10日、日本12月20日公開)のワールドプレミアが米ニューヨークにて行われ、監督、出演者らが出席した。再共演を喜ぶクロウは「(レオは)あれだけの成功を収めながら、まったく変わっていなくてうれしい」とコメントしている。

レオナルド・ディカプリオ 

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 アカデミー賞候補の常連トリオが挑む今年最後の大作がいよいよそのベールを脱いだ。『ワールド・オブ・ライズ』は、地球規模の破壊を企む爆弾テロ組織のボスを捕らえるため、世界中の情報網の中枢に潜入し命を張るCIA工作員(レオ)と、遠く離れた平和な場所から命令を下すベテラン局員(クロウ)が、敵・味方を問わず騙しのトラップを仕掛け合う“嘘で成り立つ世界=ワールド・オブ・ライズ”を描く。

 レオは本作の撮影にあたり、おとり捜査をする工作員の役作りの一環として、原作を徹底的に読み込み、原作者のデイビッド・イグネイシアスとCIA局員数名からアドバイスを受け、さらに、アラビア語の言語トレーナーから数種類の異なるアラビアを学んだ。また、ほとんどのスタントシーンを自らこなしている。

 そんなレオに対して、『クイック&デッド』(1995年)以来13年ぶりの共演となったクロウは「あれ以来、レオにはたくさんの大きな出来事があった。本当にうれしいのは、これだけの成功を収めていながら、彼がまったく変わっていないってことだね。今回も僕らは大いにふざけあったよ」と感慨深げにコメント。

 レオも「彼は現代最高の俳優のひとりだと思う。自分と向き合っている俳優が、あらゆる点で自分と同じエネルギーをもち、それ以上のものを返してくる瞬間というものはとにかく最高だよ。アドレナリンがあふれてくる感じ」とクロウとの共演を熱く語っている。

 一方、レオとの初タッグとなったスコット監督は「レオは私がこれまで組んできたなかでも、もっとも“面白い”俳優のひとり。とても頭がよく、プロ意識がとんでもなく高い。役のために完璧に準備してくる。彼の仕事ぶりには以前から感心していたが、今回一緒にやってみて、想像以上だった」と太鼓判を押した。

 レオはこれまで、『ギルバート・グレイプ』(1993年)でアカデミー賞助演男優賞、『アビエイター』(2004年)と『ブラッド・ダイヤモンド』(2006年)で主演男優賞にノミネート。いずれも受賞は逃しているが、今回の『ワールド・オブ・ライズ』では、早くも主演男優賞候補の声があがり始めており、4度目の正直に期待がかかっている。

 なお、スコット監督は『ブラックホーク・ダウン』(2001年)『グラディエーター』(2000年)『テルマ&ルイーズ』(1991年)で3度のアカデミー賞監督賞にノミネートされており、クロウは『ビューティフル・マインド』(2001年)『グラディエーター』(2000年)『インサイダー』(1999年)で3度の主演男優賞にノミネート。そのうち『グラディエーター』で受賞を果たしている。

関連写真

  • レオナルド・ディカプリオ 
  • ラッセル・クロウ 
  • 左からリドリー・スコット監督、ラッセル・クロウ、レオナルド・ディカプリオ 
  • リドリー・スコット監督 
  • 13年ぶりの共演を果たしたレオナルド・ディカプリオとラッセル・クロウ 

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