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草なぎ剛&新垣結衣、クレヨンしんちゃん原案の時代劇に挑戦

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 人気アニメ『クレヨンしんちゃん』を原案にした戦国時代を舞台にする映画『BALLAD(バラッド)―名もなき恋のうた―』が、草なぎ剛新垣結衣の主演、『ALWAYS 三丁目の夕日』の山崎貴監督により製作されることが発表された。草なぎは「原案のクレヨンしんちゃんの映画は、すごくストーリーがいい、知る人ぞ知る名作と聞いていたので嬉しい」、新垣は「昔の人を演じるのは初めてで、着物を着ての立ち振る舞い方の練習に苦戦しています」とそれぞれコメントしている。

新垣結衣[08年3月撮影] 

新垣結衣[08年3月撮影] 

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 子供のみならず幅広い世代に絶大な人気を誇っている映画『クレヨンしんちゃん』シリーズ。そのなかでも緻密な時代考証と優れた脚本、心を揺さぶる感動的なストーリーで「アニメの枠を越えた映画史に残る傑作名画」と多くの映画評論家から絶賛されたシリーズ10作目の記念碑的作品が『映画クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦』(原恵一監督)。この作品に深く心を動かされた山崎監督は、それまでの「名作はリメイクしない」というモットーをかなぐり捨てて、あえて今回のチャレンジングな映画化に挑むことにしたという。

 そんな本作の主人公・戦国時代の名もなき小国の武将・井尻又兵衛を演じるのは、『黄泉がえり』『日本沈没』などの出演作で大きな感動を届けている草なぎ剛。そして、又兵衛が守り続ける小国の美しき姫・廉姫を演じるのは、『恋空』で同世代の女性の涙を誘った女優、新垣結衣。まさに涙の最強タッグが誕生する。

 『BALLAD(バラッド)―名もなき恋のうた―』は、戦国時代を舞台とした武将と姫の悲恋を描いた壮大なエピック・ラブ・ストーリー。さらにその時代にタイムスリップしてしまい、2人の恋路に深く関わることになる少年とその家族の絆の再生を描く感動のヒューマンドラマ。武士道や家族愛を通じて、今の時代にも必要な“人としての生き方”をエンタテインメント性に富む完成度の高いストーリーにより描き出すと同時に、『ALWAYS』シリーズで昭和を蘇らせた最新のVFX技術を駆使して、戦国時代の合戦のディテールを日本映画史上かつてないレベルで忠実に表現することで、壮大な戦国絵巻もスクリーンに蘇らせる。

 草なぎは、撮影に挑むにあたり「エキストラの方も大勢出ますし、本当にスケールが大きい作品なんで、それに負けないようにしたいです」と意気込みをコメント。また、新垣との共演については「うちに秘めたものを持っている感じがするのですごく楽しみです。難しい役だとは思いますが、一緒にがんばりたいと思ってます」。

 一方、新垣は「活発で凜とした強い廉姫を演じるにあたって、中途半端にならない様にがんばりたいです」と意気込む。そして「いつもとても印象に残るお芝居をされている草なぎさんと共演させて頂くということで、大変光栄に思います。足を引っ張らないように努力していきます」と共演への思いを語った。

 『BALLAD(バラッド)―名もなき恋のうた―』は、9月27日から2009年1月中旬にかけて、都内ロケのほか、長野・下伊那郡、群馬・伊勢崎、千葉・鴨川、石川・白山など全国で撮影を行い、2009年7月完成、9月の公開を予定している。

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