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　俳優の小池徹平とお笑いコンビ・麒麟の田村裕が24日（水）、都内で行われた映画『ホームレス中学生』完成披露試写会で共演者のキングコング・西野亮廣、池脇千鶴らと舞台挨拶した。原作者・田村のホームレス生活を体当たり演技で挑んだ小池は「ダンボール、味ない。噛んでもほぐれんくて、身体が飲み込もうとしなかった」と、貧乏体験を苦笑いで振り返った。

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　「解散」という実父の一言で家族が離散し、中学2年生にしてホームレス生活を余儀なくされた田村の自叙伝を映画化。小池はダンボールの他に草も食べており「スタッフがやりやすいようにと草や野菜を（予め）用意してくれたけど、台風のシーンで全部飛んでったので、実際に草をぶっちぎって食べた」と、半ばやけくそな気分だった事を明かした。

　会場は田村3兄弟が暮らしたアパートのお茶の間を再現。一家団らんの様子でトークを展開する中、西野が「影に座って兄・研一の気持ちを作ってたのに、この小池が『気持ち作ってるんですか？』って小バカにした」とチクリ。これに対して小池は、最近目立っているお笑い芸人の役者デビューを踏まえて「ホントに止めていただきたい」と突っ込み、役柄同様のどつきあいを見せていた。

　2008年上半期オリコン“本”ランキングにおいて、「タレント本」部門の1位に輝いた原作を映画化した映画『ホームレス中学生』は、10月25日（土）より公開。


映画主題歌を歌う天上智喜//CLIFF EDGE｜天上智喜 ｜CLIFF EDGE

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