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　大ヒットコミック『イタズラなKiss』が舞台化される事になり4日（木）、都内で製作発表が行われた。相原琴子役を演じる主演の安倍麻美は「この作品が大好きで、琴子の入江（直樹）くんへの愛が情熱的。私も同じ人に8回告白した事があるので、一緒だなと思う」と役柄との共通点をあげ「琴子に近づけたらと思います」と意気込みを語った。

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　1990年から99年まで『別冊マーガレット』（集英社）で連載されドラマ化も話題を呼んだ同作は、原作者の多田かおるさんが連載途中に急逝して未完のまま終了。未完の名作となった“イタキス”はファンの熱い要望に応え、今春に放送されたアニメで初めて完結し、カリスマ的人気を誇る。

　原作の大ファンという安倍は「私はもう高校生じゃないので、若い気分を取り戻すために渋谷に多く行きたい」と独自の役作りの方法を紹介。入江役の八神蓮は「初めての学園モノになるので自分の高校時代を思い出しつつ、演じていきたい」と意欲を語った。

　また、多田さんの夫で西川茂氏は「来年で女房が亡くなって10年になりますが、アニメ化や舞台化、今度は新書も出たりする展開が嬉しい。舞台になるとこうなるんだという“いい裏切り”を期待しています」と安倍らにエールを贈った。舞台版『イタズラなKiss』は11月27日（木）から12月7日（日）まで新宿・シアターサンモールにて上演される。