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佐藤浩市、親子2代でモントリオール映画祭受賞!!

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 8月21日からカナダで開催されている第32回モントリオール世界映画祭のワールド・コンペティション部門に出品されていた、佐藤浩市主演、志田未来ヒロインの『誰も守ってくれない』(2009年1月24日公開)が最優秀脚本賞を受賞した。現地入りしていた君塚良一監督は「もともと脚本家でもあるので、このような賞をいただけたことがとても嬉しい。私の作品をモントリオールの方々と共有できて幸せです」と喜びのコメント寄せた。なお、佐藤は父・三國連太郎とともに親子2代にわたっての受賞となった。

君塚良一監督(右)と臼井プロデューサー(左) 

君塚良一監督(右)と臼井プロデューサー(左) 

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 もっとも歴史がある映画祭のひとつモントリオール映画祭で朗報が相次いだ。現地時間9月1日午後7時より行われた閉会式における審査発表で、『誰も守ってくれない』(君塚監督)の最優秀脚本賞、本木雅弘と広末涼子主演の『おくりびと』(滝田洋二郎監督)のグランプリ受賞が告げられた。

 前日に行われたコンペティション部門正式上映のために現地入りしていた君塚監督は、受賞式に出席。脚本家としてキャリアをスタートさせただけに、モントリオール国際映画祭のオフィシャルマークを模った楯を受け取ると感慨もひとしおの様子で「このような賞をいただけたことがとても嬉しい。私の作品をモントリオールの方々と共有出来て幸せです」と挨拶した。

 一方、同作に主演する佐藤は、これまでに父・三國連太郎が出演作(『未完の対局』(1983年受賞)、『利休』(1988年受賞))で受賞しており、親子2代にわたってのモントリオール受賞となった。

 ヴェネチア国際映画祭(8月27日〜9月6日)では、宮崎駿監督『崖の上のポニョ』、北野武監督『アキレスと亀』が好評を博しているなか、ひと足先に北米最大規模のモントリオール映画祭で日本映画が快挙を成し遂げた。

 なお、ヴェネチア映画祭のコンペ出品作であるもうひとつの日本映画、押井守監督の『スカイ・クロラ』は、現地時間の3日(水)夜に公式上映が行われる。押井監督、菊地凛子、加瀬亮は2日(火)夜に現地入りし、翌日3日昼の記者会見に出席する予定だ。
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関連写真

  • 君塚良一監督(右)と臼井プロデューサー(左) 
  • 受賞挨拶の様子 
  • レッドカーペットを歩く君塚良一監督と臼井プロデューサー 
  • 受賞者記念撮影の様子 
  • 『誰も守ってくれない』(c)2009 フジテレビジョン 日本映画衛星放送 東宝 
  • 『誰も守ってくれない』撮影現場の君塚良一監督 

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