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松山ケンイチ、DMCとしてのMステ出演は「お断りします」

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 俳優・松山ケンイチが21日(木)、主演映画『デトロイト・メタル・シティ』公開直前記念イベントとして都内で行われたインターネット番組『Yahoo!ライブトーク』の公開生放送に、李闘士男監督らとともに登場。李監督は、劇中に登場するデスメタルバンドのデトロイト・メタル・シティ(DMC)を「Mステ(テレビ朝日)出てくれよ、っていうくらいすごいよね」と大絶賛し「タモリさんとトークしてきてよ」と松山に促すも「2度と出入りできなくなるじゃないですか。すみませんがお断りします」とはねのけ、会場の笑いを誘った。

劇中に登場する“メルシー”を抱く松山ケンイチ 

劇中に登場する“メルシー”を抱く松山ケンイチ 

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 同作は、スウィートな渋谷系ポップス歌手を夢見る主人公・根岸が念願のレコード会社に所属するも、意に反してデスメタルバンドのボーカルとなって活躍する羽目になってしまうという物語。過激なライブシーンについて松山は「僕、カラオケとかあまり行かないし、歌が下手くそなんですよ」と明かし、「でも、撮影に入ってみたら緊張とか不安が吹っ飛んだ。エキストラのDMC信者の皆さんが場を盛り上げてくれたおかげです」と話し、李監督も「本当にライブをやっている感じ。エキストラの熱気にあおられて動いてるんです」と語った。

 また、デトロイト・メタル・シティの所属事務所の社長で、放送禁止用語を連発するという役柄を演じた女優・松雪泰子について松山は、「(松雪が)モニターを観ながら『私ってこんな人じゃないのに……』ってつぶやいてたんですけど、その言葉の意味が分からなくなるくらい役に入り込んでましたね。本当に怖かった」と、しみじみ語り爆笑をさらった。

 なお、この日は同作へ楽曲を提供をした歌手・カジヒデキも登場。「甘い恋人」を含む全2曲を披露し、会場を沸かせていた。映画は今月23日(土)より公開。

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