猛暑が続く今夏、都内のスタジオで『赤い糸』の撮影が行われている。屋内撮影とはいえ、大勢のキャストやスタッフが入るうえ、照明の熱もあり、教室内の温度は上昇。それでもキャストは集中力を途切れさせることなく撮影に向かっていた。
この日の撮影は中学校の教室で文化祭の係を決めるシーン。順番にクジが引かれるたびにクラスメイトたちが大騒ぎをしていく。主人公・芽衣役の南沢奈央、アッくん役の溝端淳平の出演シーンは、カメラ位置や照明を変えながら何度も撮影を重ねる。監督からは「表情をつけすぎないで」「目線はこっちだからね」と演技指導が飛び、南沢は「はい」と明るく答えながら心境を表現していく。
さらに、セットチェンジの間にはスタッフから「自主トレ!」の声が掛かり、2人はもちろんキャスト全員で台詞や動きを確認。その様子を見ながらスタッフはカメラ・アングルを決めていき、「動きはここまでね」「このタイミングで台詞」とテキパキとリハーサルが進んでいく。丁寧に何度も撮影が繰り返され、監督から「今の感じは良かったよ」と言われると、主演の2人にやっと安堵の表情が浮かんだ。
短い中にも、“赤い糸”に翻弄される運命を感じさせる場面が随所にちりばめられた教室のシーン。その後も各キャストを交えた撮影が続いていった。12月の映画公開&ドラマ放送に向けて撮影は快調に進んでいる様子。テレビドラマはフジテレビ系で放送、映画は松竹系で全国公開される。ケータイ小説『赤い糸』はケータイ小説サイト『おりおん☆』にて掲載中。
■撮影/白石文丈
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2008/08/20