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『崖の上のポニョ』31日間で100億円突破も『千と千尋』には及ばず

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 7月19日の公開以来、日本全国で一大ブームを巻き起こしていた宮崎駿監督の最新作『崖の上のポニョ』が、8月18日(月)までの公開わずか31日間で興収100億円を突破したことが発表された。興収100億円の突破は、邦画としては2004年11月20日に公開された『ハウルの動く城』以来の快挙であり、邦洋合わせると昨年5月25日に公開された『パイレーツ・オブ・カリビアン ワールド・エンド』以来となる。

本年度1作目の興収100億円突破となった『崖の上のポニョ』 (C)2008二馬力・GNDHDDT 

本年度1作目の興収100億円突破となった『崖の上のポニョ』 (C)2008二馬力・GNDHDDT 

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 『崖の上のポニョ』は全国481スクリーンで公開され、公開31日間の累計で動員844万人、興収101億3600万円を記録した。過去の宮崎作品と比較すると、31日間での興収100億円突破は、『千と千尋の神隠し』の25日間には及ばなかったものの、『ハウルの動く城』の33日、『もののけ姫』の43日を上回るハイペースとなった。

 公開5週目に入っても、映画興行ランキングでは依然1位をキープ。全国で夏休み中の子供から大人まで幅広い層を取り込み、さらにはリピーターも続出するなど、ほとんど落ちのない興行を続けている。

 また、同名の主題歌は8月25日付週間シングルランキングで4週連続3位を記録。同週間DVDランキングでは『となりのトトロ』2001年9月28日発売)が8位にランクインしたほか、『天空の城ラピュタ』(2002年10月4日発売)が31位、『魔女の宅急便』(2001年6月8日発売)が35位、『もののけ姫』(2001年11月21日発売)が44位、『千と千尋の神隠し』(2002年7月19日発売)が45位、『風の谷のナウシカ』(2003年11月19日発売)が58位、『紅の豚』(2002年3月29日発売)が83位と、ジブリ作品が軒並みランキングを急上昇している。

 さらに、間もなく開幕するヴェネチア国際映画祭(8月27日〜9月6日)コンペティション部門への出品も決定するなど、この先も話題に事欠かない。この勢いで推移すれば、8月中での動員1000万人突破はほぼ確実で、9月以降のロングラン興行の成績次第では、『ハウルの動く城』や『もののけ姫』を超えるメガヒットが期待できそうだ。

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