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　女優・佐藤江梨子が18日（水）、都内で作家・太宰治の生誕100周年記念映画『斜陽』（来年公開）の製作発表会見に出席した。10代の頃から東京・三鷹の太宰が眠るお墓へ足を運ぶほど太宰治が好きだったという彼女は、先日も地元・青森にある『斜陽館』へ1人で見学しに行くほどの“フリーク”ぶりを告白。「スッピンでメガネをかけて行ったのに、スタッフにバレてしまった。写真を撮ってもらったけど、スッピンなので飾らないで欲しいなぁ〜」と、会見を通して思わぬ“珍エピソード”を披露した。

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　太宰や芥川龍之介などをこよなく愛する“文学少女”ぶりを明かしたサトエリは、「今作のなかで、悩みながらもそれを糧に生きていくという世界観を敬愛している。プライベートでは？ それはないので紹介してください！」と挨拶。また、太宰の誕生日を明日に控えるが「できれば墓参りに行きたいのですが仕事なんです…」と悔しい様子。近日中にも再び訪れることを明かしていた。

　メガホンをとる秋原正俊監督は「設定など、一部“現代版”にするところもあるが、作品の世界観を変えることはしないと思う」と説明。11月のクランクインまで半年近く時間が空くが「より作品に対する考え方をキャスト、スタッフで統一したかった」とコメント。ロケは兵庫・姫路をはじめ岡山、静岡・三島などで行うという。

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