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“鮮度を超えた存在感”豊川悦司の対照的なCM2作品が好評

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 CMの命は“鮮度”である。そこには、商品の新しさはもちろん、出演するタレントの瑞々しさや時代性、言葉やファッションに至るまで“今”を象徴するものが的確に詰め込まれていなければならない。ゆえにCMに出演するタレントたちは“今”という時代に選ばれた素材であり、当然のように、いくつものCMや番組でお茶の間を独占する人気者が顔を並べることになる。そんな中、6月度の『テレビCM好感度調査』の結果を見てみると、他の顔触れとは異なる存在感を放つ人物の名前があることに気付く。7位の「キンチョール」、9位の「ソイジョイ」に出演する俳優・豊川悦司だ。

 豊川は日本の映画界に確かな足跡を残してきた言わずと知れた名優。そのキャリアは20年にわたり、1989年の映画初出演以来、第一線で活躍してきた。豊川の“凄さ”はこの20年間、映画はもちろん、テレビドラマにも精力的に出演し続けているところにある。演技の引き出しも多く、コミカルな役から汚れ役、さらには重厚な役までこなす力量は、幅広い層から支持されている。

 そんな豊川の魅力が網羅されているのが今回の調査でランクインした2作品。関西弁まるだしの“濃ゆ〜い”男性像が夏の暑さを際立たせる「キンチョール」と、女性タレント(田中麗奈)のワガママに耳を傾けながらも、しっかりと彼女をコントロールしている“ヤリ手”マネージャーの設定で、スマートな雰囲気を醸し出している「ソイジョイ」である。

 なお、2作品には「豊川悦司がエロ親父を演じているのが意外で面白い」(東京都・32歳/キンチョール)「豊川悦司のキャラクターが予想外」(神奈川県・48歳/ソイジョイ)のコメントが寄せられている。CMでもふたつのコントラストをしっかりと演じ分け、見事にに視聴者の予想を覆した豊川のプロ意識には頭が下がる。

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(2008年5月15日〜5月19日、1都6県在住のF1・F2層、各300人、計600人にインターネット調査したもの) 
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