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映画監督の新藤兼人、俳優の柄本明、豊川悦司、大竹しのぶらが21日(水)、都内で行われた映画『石内尋常高等小学校 花は散れども』の完成披露試写会に出席。日本最高齢の映画監督として、96歳で通算47本目の新作映画を完成させた新藤監督は「これが最後だと力を振り絞って作ったが、終わったら、また次が撮りたくなるね」と未だ衰えぬ映画制作への情熱を明かした。
同作は故郷広島での少年時代から新進気鋭のシナリオライターとして自立するまでを、ポップで実験的な構成で描いた新藤監督の自伝ともいえる作品。若き日の新藤監督を演じた豊川は「凄く光栄なんですけど、いまだになぜ僕が選ばれたのかが分からない。共演者の先輩方からも文句を言われました」と、大役に恐縮しつつ撮影を振り返った。
新藤監督の小学校時代の恩師をユーモアたっぷりに演じた柄本も「日本の映画史を代表する監督の作品に参加できて凄く光栄。でも、劇中にカツラを付けていたんですけど、これがなかなか大変だった」と語り、会場の笑いを誘った。
最後にマイクを取った新藤監督は「現場には車椅子で行ったんですが、長いことやってきた仕事場なのでスタッフの活気で元気がみなぎってくるんです」と話し、撮影現場では高齢とは思えない元気な姿で監督業をこなしていたという。さらに「『仕事をしたい』という切望が僕の元気の源。もう一本撮りたいね」と、早くも次作への意欲を明かすなど、尽きることの無い“映画愛”をにじませていた。
映画『石内尋常高等小学校 花は散れども』は9月下旬より全国公開。
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映画監督の新藤兼人、俳優の柄本明、豊川悦司、大竹しのぶらが21日(水)、都内で行われた映画『石内尋常高等小学校 花は散れども』の完成披露試写会に出席。日本最高齢の映画監督として、96歳で通算47本目の新作映画を完成させた新藤監督は「これが最後だと力を振り絞って作ったが、終わったら、また次が撮りたくなるね」と未だ衰えぬ映画制作への情熱を明かした。
同作は故郷広島での少年時代から新進気鋭のシナリオライターとして自立するまでを、ポップで実験的な構成で描いた新藤監督の自伝ともいえる作品。若き日の新藤監督を演じた豊川は「凄く光栄なんですけど、いまだになぜ僕が選ばれたのかが分からない。共演者の先輩方からも文句を言われました」と、大役に恐縮しつつ撮影を振り返った。
新藤監督の小学校時代の恩師をユーモアたっぷりに演じた柄本も「日本の映画史を代表する監督の作品に参加できて凄く光栄。でも、劇中にカツラを付けていたんですけど、これがなかなか大変だった」と語り、会場の笑いを誘った。
最後にマイクを取った新藤監督は「現場には車椅子で行ったんですが、長いことやってきた仕事場なのでスタッフの活気で元気がみなぎってくるんです」と話し、撮影現場では高齢とは思えない元気な姿で監督業をこなしていたという。さらに「『仕事をしたい』という切望が僕の元気の源。もう一本撮りたいね」と、早くも次作への意欲を明かすなど、尽きることの無い“映画愛”をにじませていた。
映画『石内尋常高等小学校 花は散れども』は9月下旬より全国公開。
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2008/05/21