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　映画『アキレスと亀』の製作発表に、樋口可南子、麻生久美子、柳憂怜とともに主演・監督を務める北野武も出席した。北野演じる真知寿（マチス）の妻・幸子役の樋口可南子は、初の北野監督作品への参加に「今回、色々な格好をさせられ恥ずかしくもあり嬉しくもあります。武さんに言われたことは全部やるつもり。幸子のように、武さんについていきます」と意気込みを語った。

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　今作は、夢を追い続ける画家の半生を描いた物語。北野は「前回（『監督・ばんざい！』）、前々回（『TAKESHI’S』）と、思いきり好きな事をやってプロデューサーに怒られたので、今回は真面目に、たくさんの日本のお客さんに観てもらえるような映画を撮っています」、「面白いものに仕上がっていると思う」と、作品の仕上がりに満足気。

　また、麻生も北野監督作品への参加は初めてで「ほとんど本番一回でOKになるので、俳優として試されているような気がして、緊張感のある現場でした」と心境を明かした。

　北野、樋口らのほか中尾彬、伊武雅刀、大杉漣らが出演する映画『アキレスと亀』は08年秋に公開される予定。