【D-51 ONENESS TOUR 2005 vol.2 5/13(金) at Shibuya O-EAST】
青いライトと波の音。その光と音のなかにいると、まさに沖縄にいるかのような感覚になる。沖縄でのD-51のストリートライブ、青い海、白い砂浜を思い浮かべた人も多かったはずだ。そんななか、彼らにとってまさに沖縄での思い出の楽曲といってもよいであろう、Vlidgeの「You see…」でD-51のツアー『ONENESS TOUR 2005 vol.2』のセミファイナルが東京Shibuya O-EASTにて幕は開いた。 3枚目のシングル「NO MORE CRY」が大ヒットを記録し、続くファーストアルバム『ONENESS』も25万枚を超える大ヒットを記録したD-51。『ONENESS TOUR 2005』を4月10日、地元沖縄の宜野湾ヒューマンステージにて無事終了し、翌月5月7日、松山・サロンキティからすぐさま『ONENESS TOUR 2005vol.2』がスタートした。松山・高松・名古屋・大阪と西日本を駆け巡り、最終札幌の地を踏む前の東京でのライブだった。 「You see…」でひっそりとスタートしたライブは、次の「BELIEVER」でまさに光と音の洪水が起こり、歓声が上がり、会場は一気にハイテンションへ。そして「7 FALL 8 RISE」、デビューシングルの「TOP OF THE SUMMER」、「Lonely Saturday Night」、「CRAZY LOVE」とハイテンションのまま一気に歌い上げていく、YASUとYU。2人の歌声と観客の手拍子が暖かい空気に包まれてライブは進行していく。「CRAZY LOVE」を歌い上げたところで、2人もやっと一息。歌声とはまったく正反対ともいえる、ほのぼのトーク。「今日は大阪から東京に来たんだけど、新横浜のアナウンスが『チンヨコハマ』と聞こえてさー。思わず2人で顔を見合わせたさー。」とYASU。2人のほのぼのキャラをすでによく知っている観客は大爆笑。すばらしいハーモニーを聴かせる歌声とほのぼのトーク。このギャップがD-51が親しまれている理由のひとつなのかも知れない。 そして、2人は用意されたイスに腰鰍ッ、会場も落ち着いたところで、名曲「風のメロディー」を披露。アコースティックセットに変わり、やさしいギターの音が2人のハーモニーをさらに引き立たせる。そんな名曲にうっとりとした空気に包まれた中、またもや思わず笑顔になってしまう、2人のトークが始まった。「今、恋してる人!」という2人の問に会場が答える。「高校時代にふられて未練が残った、という思い出を歌にした」というYUの作詞した楽曲、「Another Day」を言葉をかみしめながら聴きこむ。続いて「MILLION NIGHTS」。そこでしっとりとした雰囲気とはがらっとかわり、2人もいすから立ち上がり、まさに沖縄、そしてYASUの作詞・作曲の「コーノトリ」。インディーズ時代からライブの定番曲、「Dancin’ In The Street」。またもや会場は熱気で包まれていく。今度はYUの作詞・作曲の「希望CLAP」。2人が手を上げ、手拍子をすると、それ以上に大きな手拍子の嵐が起こった。続いてインディーズ時代からのD-51の代表曲「LET’s TRY」。会場はまさに最高潮。そんななか、大ヒットシングル「NO MORE CRY」のイントロが響いてくると、会場から悲鳴とも思える歓声が。何度聞いてもD-51と会場が一体となった「NO MORE CRY」の大合唱には鳥肌が立つ。 笑顔で手を振って去っていくD-51の姿を必死で追うように、手拍子と「ディーゴーイチ!!」の歓声が響く。もちろんその大声援は彼らの耳にも確実に届くであろう、会場に響き渡るコールだった。Tシャツに頭にタオルを巻いてでてきた2人は、歓声を上げている観客よりもさらに、何だかうれしそうな笑顔でアンコールのステージに登場した。セカンドシングルで”聴かせる”楽曲である「Dreamin’on」を最後の力を振り絞るように熱唱するD-51。なぜか胸が熱くなる姿だった。そして最後は笑顔で「WONDER LOVE」。とても暖かいものが残ったライブが観れたと思う。おそらく会場に来ていた観客の方々もそう感じたのではないか。なぜなら、皆、会場を後にしていく人々が満面の笑顔だったから…。
(文:田代小太郎)
■D-51 オフィシャルサイト:http://www5f.biglobe.ne.jp/~d-51/
2005/05/20