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　タレントの山田邦子、俳優の目黒祐樹、川崎麻世、岩崎良美、太田彩乃らが22日（火）、都内で行われたミュージカル『アニー』の制作発表会見に出席。昨年、乳がんの手術を行い、術後初舞台にして初ミュージカル出演となる山田は「『魔法使いサリー』のモノマネでデビューしたので赤い服には縁がある。お笑い出身なので“リアルに笑う”ということを追求したい」と“やまだかつてない”挑戦に意欲をみせた。

　今年で23年目となる日本のミュージカル・シーンに欠かせない舞台『アニー』。今回の公演でも約9000人の中から選ばれた28人の子役たちが元気一杯に歌とダンスを披露する。アニー役に選ばれた荻野七穂と豊原江理佳は壇上で劇中歌である「トゥモロー」を元気よく熱唱。荻野は「アニー役に決まったときは嬉しくて泣いちゃいました。いつも明るくて前向きなアニーを演じたいです」と語り、豊原は「この衣装に恥じないような元気なアニーになります」とそれぞれ抱負を述べた。

　またミス・ハニガン役で初のミュージカル出演となる山田は、「元々パフォーマンスが好きなので、何で今までミュージカルの仕事が来なかったのか。（所属事務所の）太田プロに入って失敗だったのか・・・と思っていたんですけど、『アニー』が初ミュージカルというのが凄く嬉しい」とジョークを交えながら出演の喜びを語った。

　昨年、乳がんの摘出手術を行った山田にとって、術後初の舞台ということもあり、体調面については気になるところだが、「術後8ヶ月が経って、それなりの痛みはあるんですけど、何とかなるかなって。今もっているものを全てこの役にぶつけたいと思います！」と、今作に賭ける想いを真剣な眼差しで語っていた。

　ミュージカル『アニー』は4月26日（土）〜5月11日（日）まで東京・青山劇場にて公演。

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