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再演中のミュージカル『メトロに乗って』

 音楽座ミュージカル『メトロに乗って』が、今月21日(金)に東京芸術劇場にて初日の幕を開けた。これは直木賞作家・浅田次郎のベストセラー小説『地下鉄(メトロ)に乗って』をミュージカル化した作品で、2000年の初演以来7年ぶりの再演となる。場内は、再演を待ちわびたファンで満席になり、熱気あふれるステージとなった。

音楽座ミュージカル『メトロに乗って』衣裳のままパーティーに参加するキャストたち 

音楽座ミュージカル『メトロに乗って』衣裳のままパーティーに参加するキャストたち 

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 公演後には、キャスト、スタッフ、マスコミ関係者を集めた初日パーティが盛大に行われた。本作を含め、音楽座ミュージカルの舞台を多く手掛ける舞台美術家の朝倉摂は「このミュージカルは時間・空間を自由に超えるから、セットがとても大変。作品としての骨格が出来上がっているから、観客の方には楽しんでいただけると思う」とコメントした。

 また、音楽を担当するのは、CHEMISTRY「最期の川」やAKB48「軽蔑していた愛情」などの作曲で活躍する井上ヨシマサ。井上は「この作品の曲を作っている時に母が倒れたんです。そして曲が出来上がったら、退院した母が初めて私のスタジオに来て、この曲を歌ったんですよ。音楽の仕事に反対していた母に、ようやく認めてもらえたのがこの作品。その後、母は亡くなったのですが、何だか作品のストーリーと、不思議なつながりを感じています」と思いを語った。

 エネルギッシュでセンチメンタルな昭和という激動の時代と、時を超えた親子の心のつながりを描いた本作は、池袋・東京芸術劇場にて30日(日)まで公演する。
■音楽座ミュージカル/Rカンパニー公式サイト
http://www.ongakuza-musical.com/

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  • 音楽座ミュージカル『メトロに乗って』パーティーの模様 
  • 舞台美術家 朝倉摂 

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