ドラマ&映画 カテゴリ
ORICON NEWS

“白TSUBAKI”CMソングがF層を魅了


 ソフトバンクモバイルとNTTドコモの“ケータイ対決”に割って入るかたちとなったのが資生堂「TSUBAKI」。新シリーズのたびに上位にランクインする人気CMが、今回も多くの女性層を魅了した恰好だ。

「新たに白の世界。凛とした日本の女性を美しく表現している。SMAPの曲もとても合っていて、全然色あせない感じでとても良い」(群馬県・23歳)「前回の赤いTSUBAKIとはまた別の女優が出ていて、見ていて楽しい。シーンごとに別の人が一人で映っているのも興味を引く」(千葉県・27歳)「今回も綺麗な女優さんがたくさん出てきて、壮観。海外ロケもとても美しい」(埼玉県・40歳)。登場する人物こそ違えども、見せ方や音楽に変化を加えていないところに“安心感”があるのだろう。新鮮さと安心感の融合が見せる“映像マジック”といったところだろうか。

 映像のマジックという点では、7位のアサヒ飲料「ワンダ」の合成技術が冴えている。黒澤明、植木等という昭和を代表する“偉人”と、昭和から平成にかけて音楽界をリードし続ける桑田佳祐の“夢の共演”は見ていて楽しい。「桑田さんが黒澤監督や植木さんと合成で共演するなんて……びっくり。どうも最近、コーヒーはワンダを買ってしまう」(東京都・38歳)「どうやって往年の名監督など昔の映像と、今の桑田さんの映像がコラボできているのか不思議でとても印象に残りました」(東京都・44歳)など、F2層からの支持が多めなのも特徴だ。

 反対にF1層からの支持が厚いのが、8位の「旭化成×ガリレオ」篇。今クールの注目作として登場したフジテレビ“月9”の福山雅治主演ドラマ『ガリレオ』の世界をそのまま持ち込んだ画期的な“コラボCM”である。科学をモチーフにした『ガリレオ』と旭化成の科学技術をリンクさせたところに新たな展開が生まれたわけだが、「ドラマとのコラボで楽しみに待っていたので」(東京都・27歳)など、ドラマ同様“待望視”されていたCMというのも珍しい。今後に注目したい。



■11月度好感度ランキング(F層編)




これまでのテレビCM、CMタイアップ曲 好感度ランキング一覧はこちらへ

今のヒット、あの頃のヒットをブログで解説
シングル首位獲得1000曲までのこぼれ話が満載!


■禁無断複写転載
※オリコンランキング(売上枚数のデータ等)の著作権その他の権利はオリコンに帰属していますので、無断で番組でのご使用、Webサイト(PC、ブログ、携帯電話)や雑誌等で掲載するといった行為は固く禁じております。詳しいお問い合わせは、弊社企画ST部までお願いいたします。


(2007年10月18日〜22日、1都6県在住のF1、F2層各300人、計600人にインターネット調査したもの) 
タグ

    オリコントピックス

    あなたにおすすめの記事

    メニューを閉じる

     を検索