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浅田絶賛 音楽座ミュージカル『メトロに乗って』再演決定!

 昨年は堤真一主演で映画化され話題となった、直木賞作家浅田次郎のデビュー作『地下鉄(メトロ)に乗って』が、12月に音楽座ミュージカル『メトロに乗って』として上演される。これは2000年の初演以来、7年ぶりの再演だ。

原作者の浅田次郎 

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 公演に先立ち、11月6日に原作者の浅田次郎、広田勇二(小沼真次役)、吉田朋弘(アムール役)、秋本みな子(軽部みち子役)、井田安寿(お時役)を迎えての記者懇談会が行われた。その席上で浅田は、「初演は素晴らしい作品で、日本のミュージカルとしては200%満足していると言ってもいい。舞台となっている戦中・戦後は、今でもその時代を生きた人たちがたくさんいる。役者にとっては知らない時代だろうけれど、再演となる今回もしっかり勉強して、責任感を持って演じてもらいたい」とエールを送った。

 また主演の小沼真次を演じる広田勇二は、「初演でこの役を演じた石川禅さんは、尊敬する先輩。初演を越えていけるよう頑張りたい」と決意を語った。また映画版の堤真一を意識しているか、との質問には「堤さんはすばらしい役者。意識するとプレッシャーになるので、意識しないようにしています」と笑って答えた。

 作品の舞台になっている「地下鉄」のエピソードで、浅田は「昔は、銀座線はカーブになると一瞬車内の電気が消えた。その時に隣りに座っている女子高生にキスできるか、という賭けをやったことがある」と披露して、会場の笑いを誘った。

 音楽座ミュージカル『メトロに乗って』は、12月21日から30日まで、東京・池袋の東京芸術劇場、中ホールにて上演。「年越しの支度を早めに終えて、ぜひ今年の見納めに足を運んでもらいたい」と浅田。「昭和ブーム」と言われている今だからこそ、世代を越えて味わいたい作品になりそうだ。

■音楽座ミュージカル/Rカンパニーオフィシャルサイト
http://www.ongakuza-musical.com/

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  • 原作者の浅田次郎 
  • 音楽座ミュージカル『メトロに乗って』の記者懇談会の様子 
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