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　来年3月に東京・赤坂にオープンする『赤坂ACTシアター』のオープニングラインナップ発表会が9月4日（水）に都内ホテルで行われ、こけら落とし公演『トゥーランドット』に出演する中村獅童は“歌”を心配の種とした。

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　プッチーニの遺作となる祝祭音楽劇を宮本亜門が演出、久石譲が初の本格的音楽劇に挑戦。香港女優ケリー・チャンが演じるヒロイン、トゥーランドット姫を愛するワン将軍役の獅童は「音楽劇みたいなのでそこが一番心配。殺陣（たて）は大好きなんですけど、歌だけが心配」と苦笑い。亜門からは「（プロデューサーから）歌が上手いと聞いております」とプレッシャーをかけられた。

　その亜門から「自分で演出をしてきた方なので手強そう」と紹介された岸谷五朗は「ただの役者として舞台上にいることが初めてなので、それが今から楽しみ」とコメント、獅童とはこれが初仕事となる。15歳の天才女形として話題の“流し目王子”こと早乙女太一は「大物に囲まれて･･･。これをチャンスに」と終始緊張気味に話していた。

　同公演は来年3月27日（木）を皮切りに4月27日（日）まで東京公演、5月以降も大阪・名古屋公演が行われる。この他こけら落としYEARとして『ABBA GOLD』『舞台 フラガール』『赤坂大歌舞伎』などが発表。劇場のほかライブホール『赤坂BLITZ』も新オープンする。